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岡山人じゃが2 赤井克己(著) - 吉備人出版
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岡山人じゃが2 (オカヤマジンジャガ2) 〈ばらずし〉的県民の底力

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発行:吉備人出版
四六判
336ページ
並製
定価 1,600円+税
ISBN
978-4-86069-117-2   COPY
ISBN 13
9784860691172   COPY
ISBN 10h
4-86069-117-2   COPY
ISBN 10
4860691172   COPY
出版者記号
86069   COPY
Cコード
C0095  
0:一般 0:単行本 95:日本文学、評論、随筆、その他
出版社在庫情報
在庫あり
初版年月日
2005年12月
書店発売日
登録日
2010年2月18日
最終更新日
2015年8月22日
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紹介

岡山人の底力を知る!!県民性論議に一石を投じ、ベストセラーとなった話題作『岡山人じゃが』の第2弾。現在の中国銀行を築いた伝説の銀行マンから日中交流に尽力した文化人、近代の医科学を牽引した津山の洋学者たちなど、無名の人々から日本を代表する傑人までを紹介しながら、岡山人の奥深さ、底力をみつめる。

目次

1章 こんなすごい岡山人がいる!…赤井克己
(1)頭取在任31年中国銀行を「超優良」に変身させた守分十
(2)仕事も遊びも人一倍ビール王馬越恭平の豪放磊落
(3)日本海海戦の最大功労者は岡山出身の藤井較一大将だ
(4)喬木に風強し陸軍大将宇垣一成の傲岸と不運

2章 日中交流の先人たち…高見 茂
(1)吉備真備
(2)栄西禅師
(3)画聖雪舟
(4)犬養木堂
(5)内山完造
(6)岡崎嘉平太

3章 岡山写真界の礎を築いた人々…糸島 誠
(1)岡山写真界黎明期、三人の出会い
(2)石津の戦後
(3)緑川は戦後、芸術写真の道へ
(4)山崎は記録写真の道を選択

4章 日本の近代化をリードした岡山ゆかりの洋学者たち…日高 一
(1)宇田川玄随 藩主康哉と津山洋学 国元で解剖を行う
(2)宇田川玄真 津山洋学の学統を確立 多数の門人を育てる
(3)宇田川榕菴 日本に植物学・化学を紹介 シーボルトとも交流
(4)箕作阮甫 ペリー持参の米国書を訳す 翻訳著作は百六十余巻
(5)箕作秋坪 対露交渉に実績残す 三叉学舎で人材育成
(6)箕作省吾 司法を整備した麟祥 父子父は地理学を確立
(7)阮甫の孫達 英国留学の秀才兄弟 文相や学者ずらり
(8)緒方洪庵 適塾で福沢・大村ら育てる 種痘普及にも尽力
(9)津田真道 法曹・政治・外交で活躍 ライデン大学へ留学
(10)郷土で活躍した蘭学医たち

5章 震えた日々の記憶-戦後60年の傷跡…下山宏昭
(1)敗戦
(2)焦土
(3)戦争を伝える
(4)アメリカに移住した岡山県人
(5)忘却とは

6章 探偵小説から県民性を推理する(やこ無理じゃろ?)…青山 融
(1)登場人物の実家を、岡山県内に設定しておくことのメリットは?
(2)のどかなはずの岡山県内でも、事件はけっこう起きている
(3)架空の場所だって探せばわかる?探偵小説のもうひとつの舞台
(4)横溝正史が最も幸福だったと懐かしく振り返る岡山の疎開時代
(5)遠回りをしたけれど、結局のところ岡山人は「見立て」が好きなのだ

著者プロフィール

赤井克己  (アカイ カツミ)  (

1934年岡山県瀬戸町生まれ。神戸大経営学部卒。58年に山陽新聞社入社。編集局長、常務、専務を経て、98年に山陽印刷社長。02年に同社を退任しハワイ・日米経営学研究所に留学、国際ビジネスを学ぶ。英検1級、国連英検A級。87年山陽新聞連載企画「ドキュメント瀬戸大橋」で新聞協会賞受賞。著書に『67歳前社長のビジネス留学』(私家版)『おかやま雑学ノート』『続おかやま雑学ノート』(吉備人出版)など。岡山市栢谷在住

高見 茂  (タカミ シゲル)  (

1931年岡山県倉敷市真備町生まれ。明治大学卒。NHK放送記者として報道の仕事にあたり、岡山放送局副局長、鳥取放送局長を歴任。定年退職後、鳥取県の因幡万葉歴史館館長、真備町文化交流施設マービーふれあいセンター館長を務める。著書に『吉備王国残照』(東京経済)『吉備真備~天平の光と影』(山陽新聞社)『吉備ゆかりの万葉を歩く』『吉備の国から-歴史散策の旅』(以上吉備人出版)など。

糸島 誠  (イトシマ マコト)  (

1938年岡山県総社市生まれ。岡山大学法文学部卒。61年山陽放送(株)入社。報道制作局長、放送実施局長を経て99年常務、03年に山陽映画(株)社長。山陽放送時代には数多くのテレビ番組を制作、67年に「天の山」で芸術祭奨励賞、73年に「同意書」77年に「入港拒否」で民放連盟賞テレビ社会部門優秀賞を受賞。岡山市一宮在住。

下山宏昭  (シモヤマ ヒロアキ)  (

1941年勝田郡勝央町生まれ。法政大学法学部卒。68年に岡山放送創立時入社、放送記者、編成局長、取締役報道制作局長など経て2005年6月に退任。現在吉備国際大学非常勤講師。主な作品暦「泰緬鉄道五人の証言」「邪宗門―日蓮宗不受不施派」ドキュメンタリードラマ「涙で絵具を・・愛の旅びと夢二」「ふるさとドラマ12本シリーズ」「娯楽ドキュメンタリー桃太郎」「今カブトガニが危ない-地球環境の証言者」「日本最初のドキュメンタリー~石井十次・愛の記録」など。日本民間放送連盟賞など受賞歴多数。岡山市津島西坂在住。

日高 一  (ヒダカ ヒトシ)  (

1931年神戸市生まれ。早稲田大卒。58年山陽新聞社入社、津山支社編集部長などを経て89年定年退職。04年旧満州での戦争体験『間島の夕映え』が山陽新聞創刊125周年記念企画として連載される。日本ジャーナリスト会議会員。著書に『津山城物語』『夕映え』『笠岡諸島』(以上山陽新聞社)など。岡山市佐山在住。

青山 融  (アオヤマ トオル)  (

1949年岡山県津山市生まれ。東京大学法学部卒。74年に日本交通公社『旅』編集部に入社。80年にUターンして株式会社アスに入社。『月刊タウン情報おかやま』編集長、出版企画部長などを経て、02年から雑誌『オセラ』編集長として現在に至る。趣味は古墳探訪、ミステリ読書、岡山弁研究。著書に『岡山弁会話入門講座』(アス)『岡山弁JAGA!』(アス)。岡山市海吉在住。

岡山ペンクラブ  (オカヤマペンクラブ)  (

2003年6月に発足した文化団体。岡山の文化の発展を願い、積極的に発言・提言することを目的としている。現在の会員は、地元新聞社、放送局、出版社で活躍したOBや現役編集長など文筆活動にかかわる人たちが中心である。2004年には『岡山人じゃが-〈ばらずし的県民性論〉』を出版。

上記内容は本書刊行時のものです。