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書くことの戦場 芳川泰久(著) - 早美出版社
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書くことの戦場 後藤明生 金井美恵子 古井由吉 中上健次

発行:早美出版社
四六判
316ページ
上製
定価 2,500円+税
ISBN
978-4-86042-017-8
Cコード
C0095
一般 単行本 日本文学、評論、随筆、その他
出版社在庫情報
在庫あり
初版年月日
2004年4月
書店発売日
登録日
2015年8月22日
最終更新日
2015年8月22日
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紹介

小説(家)たちは、自らの有機体化(テマティスム)にいかに抗い、いかに身を浸したのか。―誰よりもあたたかな視線を持つ批評家の、誰よりも真摯な思考の集成。
〈方法や理論を新たに求めても、書かれたものを「図式」化して回収する構造はついて回る。私は、そうしたもどかしさを解き放つきっかけを、批評理論や現代思想のなかにではなく、小説のうちに見いだしたのである〉(序)より

目次

序  〈テクスト表象〉性から顔をそむけて

Ⅰ    不参戦者の〝戦い〟― 後藤明生の出発

Ⅱ   一九六八年の文学場 ―〈近親愛〉と〈もう一つの部屋〉

Ⅲ   母=語の脱領土化 ― 一つの長い後藤明生の〝戦い〟

Ⅳ   献立・列挙・失語 ― 表象の基底へ/からの金井美恵子の〝戦い〟

Ⅴ   動物になる 動物を脱ぐ ― 金井美恵子的〈強度〉の帰趨(1)

Ⅵ   分割・隣接・運動 ― 金井美恵子的〈強度〉の帰趨(2)

Ⅶ   有機体のポリティーク ― テマティスム言説批判

Ⅷ  水による音・声・言葉の招喚 ― 古井由吉を聴く中上健次

Ⅸ   浸透・共鳴・同一化 ― 中上健次のアポリア


あとがき

初出一覧

版元から一言

「テクスト表象」性に対して、〈書くこと〉で挑んだ小説家の闘争=批評性とは何か。後藤明生の〈団地〉、金井美恵子の〈献立〉に始まった、六八年前後の文学場の〈前線〉を徹底解明する。

著者プロフィール

芳川泰久  (ヨシカワヤスヒサ)  (

1951年埼玉県生まれ。文芸評論家。早稲田大学文学学術院教授。著書に、『漱石論 ー 鏡あるいは夢の書法』(河出書房新社)『書斎のトリコロール ― 世紀末フランス小説を読む』(自由国民社)『闘う小説家 バルザック』(せりか書房)『横断する文学 ー〈表象〉臨界を超えて』(ミネルヴァ書房)『私をブンガクに連れてって』(せりか書房)など多数。

上記内容は本書刊行時のものです。