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台湾を愛した日本人 Ⅲ
台湾農業を変えた磯永吉&末永仁物語
発行:創風社出版
四六判
202ページ
上製
価格
1,800円+税
- 出版社在庫情報
- 在庫あり
- 書店発売日
- 2022年12月10日
- 登録日
- 2022年12月12日
- 最終更新日
- 2022年12月12日
紹介
「台湾中の農民なら誰もが知っている日本人がいますよ。磯永吉博士です。蓬莱米を世に出した人で、この米のおかげで台湾の農民は豊かになったのです。」この言葉が発端だった。調べていくと、さらに、「磯博士は『蓬莱米の父』と言われて有名ですが、蓬莱米の発見には、もう一人忘れてはならない技師がいるのです。末永仁という技師で『蓬莱米の母』と呼ばれていました」という言葉に出会った。蓬莱米は台中農事試験場を舞台に、磯、末永の二人の技師によって作り出された日本型の新種であった。この二人がどのような経緯で台湾にやってきて出会い、どのような研究で蓬莱米と呼ばれる新種の稲を発見することになったのか、台湾農業の近代化に尽くした二人の足取りを追う。
目次
序章 老農学者との出会い
1章 米の話
2章 町長の息子と没落武士の息子
3章 麗しの島「台湾」
4章 青年技手
5章 台中農事試験場
6章 内地種米の栽培
7章 新品種「台中六五号」の育種
8章 「蓬莱米」の誕生
9章 台北帝大の「たぬき親父」
10章 末永技師の銅像
11章 戦時下の台湾と引き揚げ
12章 「蓬莱米の父」帰る
終章 二人の足跡を訪ねて
あとがき/参考文献
上記内容は本書刊行時のものです。