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台湾を愛した日本人 Ⅲ 古川 勝三(著) - 創風社出版
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台湾を愛した日本人 Ⅲ (タイワンヲアイシタニホンジン スリー) 台湾農業を変えた磯永吉&末永仁物語 (タイワンノウギョウヲカエタイソエイキチアンドスエナガメグムモノガタリ)

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発行:創風社出版
四六判
202ページ
上製
価格 1,800円+税
ISBN
978-4-86037-330-6   COPY
ISBN 13
9784860373306   COPY
ISBN 10h
4-86037-330-8   COPY
ISBN 10
4860373308   COPY
出版者記号
86037   COPY
Cコード
C0023  
0:一般 0:単行本 23:伝記
出版社在庫情報
在庫あり
書店発売日
登録日
2022年12月12日
最終更新日
2022年12月12日
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紹介

「台湾中の農民なら誰もが知っている日本人がいますよ。磯永吉博士です。蓬莱米を世に出した人で、この米のおかげで台湾の農民は豊かになったのです。」この言葉が発端だった。調べていくと、さらに、「磯博士は『蓬莱米の父』と言われて有名ですが、蓬莱米の発見には、もう一人忘れてはならない技師がいるのです。末永仁という技師で『蓬莱米の母』と呼ばれていました」という言葉に出会った。蓬莱米は台中農事試験場を舞台に、磯、末永の二人の技師によって作り出された日本型の新種であった。この二人がどのような経緯で台湾にやってきて出会い、どのような研究で蓬莱米と呼ばれる新種の稲を発見することになったのか、台湾農業の近代化に尽くした二人の足取りを追う。

目次

序章 老農学者との出会い
1章 米の話
2章 町長の息子と没落武士の息子
3章 麗しの島「台湾」
4章 青年技手
5章 台中農事試験場
6章 内地種米の栽培
7章 新品種「台中六五号」の育種
8章 「蓬莱米」の誕生
9章 台北帝大の「たぬき親父」
10章 末永技師の銅像
11章 戦時下の台湾と引き揚げ
12章 「蓬莱米の父」帰る
終章 二人の足跡を訪ねて
あとがき/参考文献

著者プロフィール

古川 勝三  (フルカワ カツミ)  (

1944年 愛媛県宇和島市生まれ
1967年 愛媛大学教育学部中等教育課程卒業
1968年 公立学校教諭として教職の道へ進む
1980年 文部省海外派遣教師として、台湾高雄日本人学校で3年間勤務
1983年 『台湾の歩んだ道-歴史と原住民族-』台湾にて出版・『台湾を愛した日本人』台湾にて出版
1989年 『台湾を愛した日本人-八田與一の生涯』青葉図書より出版
1990年 愛媛県総合教育センター情報教育研究室勤務
1991年 『台湾を愛した日本人』で土木学会著作賞受賞
1992年 (財)台湾協会より日台親善功労者として感謝状授与
1996年 愛媛県総合教育センター科学教育部技術家庭研究室長
1998年 公立中学校校長
2001年 『嘉南大?之父 八田與一傳』中国語版台湾で出版
2004年 現職を定年退職
2006年 松山コンピュータ専門学校並びに松山デザイン専門学校校長
2008年 セーリングヨット「あさ風」で日本一周を達成
2009年 『台湾を愛した日本人-土木技師八田與一の生涯』改訂版を創風社出版より出版
2013年 台湾政府観光局より「台湾観光貢献賞」受賞・『日本人に知ってほしい「台湾の歴史」』を創風社出版より出版
2015年 『台湾を愛した日本人Ⅱ-近藤兵太郎の生涯』をアトラス出版より出版
2018年 愛媛台湾親善協会設立
2019年 セーリングヨット「あさ風」で松山・台湾往復航海実施
現在 「愛媛台湾親善交流会」会長・「宮本武之輔を偲び顕彰する会」副会長・「八田技師夫妻を慕い台湾と友好の会」顧問・「台湾世界遺産登録応援会」顧問

上記内容は本書刊行時のものです。