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「朝鮮通信使饗応の絵巻物」蝦夷地伝来の謎 合田 洋一(著/文) - 創風社出版
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「朝鮮通信使饗応の絵巻物」蝦夷地伝来の謎 (チョウセンツウシンシキョウオウノエマキモノエゾチデンライノナゾ) 維新動乱終焉の時 (イシンドウランシュウエンノトキ)

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発行:創風社出版
A5判
140ページ
並製
価格 1,600円+税
ISBN
978-4-86037-319-1   COPY
ISBN 13
9784860373191   COPY
ISBN 10h
4-86037-319-7   COPY
ISBN 10
4860373197   COPY
出版者記号
86037   COPY
Cコード
C0021  
0:一般 0:単行本 21:日本歴史
出版社在庫情報
在庫あり
書店発売日
登録日
2022年6月3日
最終更新日
2022年6月3日
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紹介

朝鮮国(李朝)とわが国・江戸幕府との「善隣友好の国交」により、慶長12年(1607)から文化8年(1811)の200年余の間、将軍襲位慶賀の名のもとに朝鮮国より使節団が訪れた。その数は12回に亘り、そこで「朝鮮通信使」一行をもてなす行事に欠かせないのが「饗応のメニュー」である。合田家に伝えられた絵巻物「七五三図」は、まさにその接待料理メニューであった。“合田家家宝”となっているこの絵巻物は、誰がなぜに、蝦夷地(北海道)・江差の合田家にもたらしたのか。その由来と伝来の謎を解き明かす。

目次

1.口 絵

2.はじめに

3.一、朝鮮通信使饗応の絵巻物『七五三図』
3-1.①朝鮮通信使とは
3-2.②七五三図とは
3-3.③合田家所蔵『七五三図』 ―上使・小倉藩小笠原家絵巻物
3-4.④蓬左文庫所蔵『朝鮮人御饗応七五三膳部図』奥書

4.二、弓術の奥義書『ゑびらつづり』

5.三、その他の遺品
5-1.①葵の紋入り袋に包まれた小刀
5-2.②九鬼南嶽公の短冊
5-3.③大名厨子・位牌

6.四、わが合田家の歴史
6-1.①累代の当主
6-2.②合田家のルーツ

7.五、繁栄を示す江差の礎 ―蝦夷地では和人文化の中心地だった―
7-1.①江差の曙
7-2.②北前船と鰊漁で繁栄する江差

8.六、維新動乱終焉時の蝦夷地
8-1.①正議隊の変
8-2.②蝦夷(箱館)共和国

9.七、逗留した〝お殿様〟とはいったい何処の誰か
9-1.①蝦夷地入りした三人のお殿様
9-2.②合田家に逗留した〝お殿様〟とは

10.八、合田家に伝えられた「七五三図」の公開
10-1.①鞆の浦での初公開
10-2.②対馬での公開
10-3.③日韓国交正常化五〇年記念 在日韓国文化院で「七五三図」の公開

11.あとがき

12.参考文献

前書きなど

逗留した“お殿様”とはいったい誰なのか

幕末の蝦夷地・江差にある“お殿様”が豪華な「朝鮮通信使饗応の絵巻物」を持ってやってきた。本書は、その人物とは誰なのか、この絵巻物伝来の謎を解き明かす

著者プロフィール

合田 洋一  (ゴウダ ヨウイチ)  (著/文

昭和16年8月29日 北海道檜山郡江差町生まれ。
昭和36年3月北海道立江差高等学校卒業。
昭和40年3月明治大学文学部史学地理学科日本史学卒業。
名古屋・松山にて会社勤務の後、昭和56年12月独立し会社を設立して現在に至る。傍ら還暦を迎えてから古代史の歴史研究を始める。
著書として『国生みの神話の 伊予之二名洲考』
『聖徳太子の虚像―道後來湯説の真実』
『新説 伊予の古代』
『地名が解き明かす古代日本―錯覚された北海道・東北』
『葬られた驚愕の古代史―越智国に〝九州王朝の首都〟紫宸殿ありや』
などの古代史を上梓した。ほか各地史談会誌に古代史の論稿多数。本書は初めての幕末維新史であり、それも生まれ故郷の郷土史である。
現在80歳、「新・古代史の会」事務局長

上記内容は本書刊行時のものです。