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昭和俳句の挑戦者たち
発行:創風社出版
4-6
価格
2,000円+税
- 出版社在庫情報
- 在庫あり
- 書店発売日
- 2022年3月1日
- 登録日
- 2022年3月11日
- 最終更新日
- 2022年3月11日
紹介
昭和の俳句は今も息衝き、現在に呼びかけている。それを可能としたのは、その時代に相応しい表現を俳句形式に求め続けた挑戦者たちがいたからである。彼らは正岡子規亡き後の俳壇において活発に俳句表現論争を繰り広げ、それは戦争を挟んだ社会の変動や社会意識の変化と同期をとるようにして展開された。本書では草城と誓子、窓秋と白泉、そして草田男の作品をもとにその時代を探る。
前書きなど
1.第一部 草城と誓子〈季語の別れ〉
1-1.第一章 出会い
1-2.第二章 新興俳句の勃興と俳壇状況
1-3.第三章 季語の別れ それぞれの道
2.第二部 窓秋と白泉〈詩への越境〉
2-1.序 章
2-2.第一章 高屋窓秋―「馬酔木」のホープから新興俳句への道、そして大いなる空白
2-3.第二章 渡邊白泉 抵抗するペーソス詩人
2-4.第三章 戦後俳句の出発
2-5.第四章 窓秋・白泉それぞれの空白とその後
3.第三部 中村草田男〈ラザロの眼から詩人の眼へ〉
3-1.第一章 はじめに ―聖家族
3-2.第二章 俳句前史 ―ラザロの眼
3-3.第三章 第一句集『長子』の草田男
3-4.第四章 第二句集『火の島』を読む
3-5.第五章 第三句集『萬緑』に思うこと
3-6.第六章 戦後の草田男 ―ニーチェからの出発
3-7.第七章 詩人の行方 ―抒情の変革を巡って①第五句集『銀河依然』
3-8.第八章 詩人の行方 ―抒情の変革を巡って②第六句集『母郷行』から第七句集『美田』刊行まで
3-9.第九章 詩人の行方― 抒情の変革を巡って③草田男の終焉
4.あとがき
上記内容は本書刊行時のものです。