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山頭火句集 草木塔【復刻版】 種田 山頭火(著/文) - 創風社出版
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山頭火句集 草木塔【復刻版】 (サントウカクシュウ ソウモクトウ フッコクバン)

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発行:創風社出版
四六判
価格 1,500円+税
ISBN
978-4-86037-309-2   COPY
ISBN 13
9784860373092   COPY
ISBN 10h
4-86037-309-X   COPY
ISBN 10
486037309X   COPY
出版者記号
86037   COPY
Cコード
C0092  
0:一般 0:単行本 92:日本文学詩歌
出版社在庫情報
在庫あり
書店発売日
登録日
2021年10月11日
最終更新日
2021年10月11日
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紹介

山頭火は生前一草庵で句稿を整理し、第一句集から第七句集(私家版)までを集成した一代句集『草木塔』を世に出した。本句集は独特の自由律俳句による名作として人気を博し、<分け入っても分け入っても青い山>等の名句とともに、山頭火は今も人々の心の中に生きている。しかし、昭和15年発行の生前初版本は、現在、図書館でも見つけることが難しい。本書は山頭火の偉業を次の時代に伝えるべく活動をしているNPO法人まつやま山頭火倶楽部により、没後八十周年を記念して発行された復刻普及版である。

目次

1.序(荻原井泉水)
2.嚴肅な惱み(齋藤淸衞)
3.草木塔
 3-1.鉢の子
 3-2.其中一人
 3-3.行乞途上
 3-4.山行水行
 3-5.旅から旅へ
 3-6.雜草風景
 3-7.柿の葉
 3-8.銃後
 3-9.孤寒
 3-10.旅心
 3-11.鴉
4.跋(大山澄太)
5.復刻版発刊にあたって

著者プロフィール

種田 山頭火  (タネダ サントウカ)  (著/文

尾崎放哉と並び称される、自由律俳句の代表的俳人。放浪の人生のなか、句を詠みつづけ、自ら終の住処と定めた愛媛県松山にて没した。

1882(明治15)山口県西佐波令村(現・防府市)に生まれる。本名は種田正一。
1913(大正 2)『層雲』に初入選。「山頭火」の号を用いる。
1916(大正 5)酒造業が破産。妻子を連れて熊本に移住。
1919(大正 8)心機一転、上京。アルバイト生活を送る。
1920(大正 9)妻サキノと戸籍上離婚。
1923(大正12)関東大震災に遭い、熊本に帰郷し仮寓。  
1924(大正13)泥酔して市電を止め、報恩寺で参禅の道へ。
1925(大正14)出家得度。僧名「耕畝」。 
1926(大正15)すべてを捨てて行乞流転の旅に出る。
1932(昭和 7)第一句集「鉢の子」刊行。
山口県小郡町に草庵「其中庵」を結庵。
1933(昭和 8)第二句集「草木塔」、1935(昭和10)第三句集「山行水行」、1936(昭和11)第四句集「雑草風景」、1937(昭和12)第五句集「柿の葉」刊行。
1938(昭和13)山口・湯田温泉に「風来居」を構える。
1939(昭和14)第六句集「孤寒」刊行。
10月1日松山へ。
10月6日四国遍路へ 11月21日松山へ帰る。
12月15日 松山市内の「一草庵」に入庵。
1940(昭和15)句会「柿の会」を結成。
自選一代句集『草木塔』を発刊。
第七句集「孤寒」刊行。
10月11日末明、脳溢血(診断は心臓麻痺)で死去。享年59歳。

上記内容は本書刊行時のものです。