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泉原猛作品集 松籟の下に
- 出版社在庫情報
- 在庫あり
- 書店発売日
- 2021年11月18日
- 登録日
- 2021年11月25日
- 最終更新日
- 2021年11月25日
紹介
『永き遠足』(愛媛出版文化賞)から5年。全編、野鳥に彩られた短編集。野鳥を救う話、野鳥に救われる話、また野鳥が脇役として登場する話など、円熟味ある筆致で人と野鳥との交歓の魅力を綴る。
他に愛媛新聞掲載の「四季録」「マスコミ時評」収録
目次
1.【野鳥の居る短編集】
1-1.佳奈子のショウビン
1-2.松籟の下に
1-3.六千万本の忘れな草
1-4.イ短調な子
1-5.冬野の頬白
1-6.歩いて行く曽戸川氏
1-7.夜雨
1-8.いんぐりちんぐり
2.【随想】
2-1.イタチの踊り
2-2.お湯とお茶、雀はどちらが好きか
2-3.傷ついたキジバト
2-4.ヒサカキの匂う頃
2-5.チャンバラごっこ、戦争ごっこ
3.【四季録】
3-1.堀之内公園
3-2.自然保護
3-3.名君とお局がた
3-4.シナイを飼う
3-5.両義性
3-6.バード・リスニング
3-7.追い抜いて行く子ら
3-8.インプット・ミス
3-9.非農家の農業
3-10.朝霧
3-11.モズを追いつめる
3-12.「アルプ」
3-13.檜の香り
3-14.彼らの地
3-15.すいじんこ
3-16.カラヤンの時代
3-17.声をかけてもいい地域
3-18.メスとオスまたは女と男
3-19.梓橋 3-20.学校園
3-21.非常口
3-22.新聞少年
3-23.環境カウンセラー
3-24.茅戸の少女
4.【マスコミ時評】
4-1.編集の目的と責任
4-2.少子化社会対策
4-3.規制緩和と格差社会
4-4.このままで委員会
4-5.外来生物問題
4-6.氏素性
4-7.マスコミの仕事
4-8.コマーシャルと感受性
4-9.番組作りに良識を
4-10.時代の不幸
5.「松籟の下に」あとがき
6.初出一覧
7.著者略歴
前書きなど
野山や水辺などに出ると、野鳥の姿や声に必ず出会います。それらは自然の一部、と言うより自然そのものですから当然でしょう。(中略)本書では全作品、野鳥のどれかに出演してもらっています。ただ一編だけ、名前(種名)を記していないものが登場しますが、野鳥に興味のある人なら、すぐに分かると思います。 (あとがきより)
上記内容は本書刊行時のものです。