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四国遍路の現代 竹川 郁雄(著/文) - 創風社出版
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直接取引: あり(愛媛県内の書店様は愛媛教販を利用できます)

四国遍路の現代 お接待と歩き遍路

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発行:創風社出版
A5判
228ページ
並製
価格 2,000円+税
ISBN
978-4-86037-300-9   COPY
ISBN 13
9784860373009   COPY
ISBN 10h
4-86037-300-6   COPY
ISBN 10
4860373006   COPY
出版者記号
86037   COPY
 
Cコード
C0039
一般 単行本 民族・風習
出版社在庫情報
在庫あり
初版年月日
2020年12月5日
書店発売日
登録日
2020年12月11日
最終更新日
2020年12月11日
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紹介

空海の修行に由来し今なお四国に息づく四国遍路は、2000年代の今、どのような状況にあるのだろうか。「歩き遍路」と「お接待」はどのように行われているのか、なぜ、現代にそのような行為がうまく成立するのか、「お接待」をする人やそれを受けた人はどのような意識であるのか…。実際に遍路した人の巡拝記や調査したデータ、さらに著者自らの遍路体験により探求する。

目次

はじめに

第1章 四国遍路巡拝記における「お接待」
 (1) 四国遍路の「お接待について」
  1 「お接待」の規定
  2 「お接待」の形態
  3 引用した四国遍路巡拝記について
 (2) 遍路者にとっての「お接待」
  1 はじめての「お接待」
  2 遍路者から見た「お接待」の特徴
  3 「お接待」への対応
  4 車の「お接待」
  5 「お接待」を受ける側の認識の変化
 (3) 「お接待」する側の意識と態度
  1 お大師さんにあげる
  2 「お接待」の楽しさと感謝の気持ち
  3 私の代わりにお参りしてください
  4 「お接待」は修行
 (4) 「お接待」と儀礼
  1 儀礼について
  2 「お接待」の成立条件
  3 日常生活と儀礼
  4 「お接待」におけるリミナリティ状態
  5 「お接待」におけるお大師信仰とねぎらいの心情
  6 「お接待」適用範囲の広がり
 (5) 「お接待」の進行局面
  1 「お接待」の典型的な事例
  2 「お接待」における儀礼的相互行為の段階
  3 「お接待」が進行する局面
  4 「お接待」の成立
 (6) 「お接待」の継承
  1 子どもの「お接待」と親からの伝承
  2 若い人の「お接待」
 (7) 現代の「お接待」の状況 まとめにかえて

第2章 現代の歩き遍路
 (1) 最適経験としての歩き遍路
  1 能力を必要とする挑戦的活動
  2 行為と意識の融合
  3 明瞭な目標
  4 直接的なフィードバックがあること
  5 今していることへの注意集中
  6 統制の逆説
  7 自意識の喪失
  8 時間の変換
 (2) 歩き遍路の内省
  1 歩くことの肯定的イメージ
  2 自然との一体化
  3 感謝の気持ち
 (3) 人との交流
  1 四国の人の優しさ
  2 「お接待」
  3 遍路仲間との交流
 (4) 歩き遍路を繰り返す人たち
  1 最近の職業遍路
  2 遍路者による托鉢
 (5) 遍路道について
  1 歩きたくない道
  2 へんろみち保存協力会の営為
 (6) 歩き遍路の魅力と不満 まとめにかえて

第3章 質問紙調査から見る現代の四国遍路
 (1) 現代の四国遍路の実態
  1 遍路する人々への目視調査
  2 遍路する人々への質問紙調査
 (2) 遍路目的と遍路回数
  1 遍路目的の推移
  2 マスメディアの影響
  3 遍路回数について
 (3) 「お接待」と歩き遍路
  1 「お接待」の傾向
  2 歩き遍路の傾向
 (4) 四国遍路と私事化
  1 私事化について
  2 宗教の私事化について
  3 データより見る四国遍路における私事化
  4 四国遍路の私事化

著者プロフィール

竹川 郁雄  (タケカワ イクオ)  (著/文

1956年 大阪市生まれ
1980年 一橋大学商学部卒業
1990年 大阪市立大学大学院文学研究科後期博士課程単位修得退学
2000年 愛媛大学法文学部教授 現在に至る
2004年 博士(文学、大阪市立大学大学院)

専 門:社会学、集団論、青少年問題
著 書:『いじめと不登校の社会学 -集団状況と同一化意識-』 (法律文化社 1993年)、 『いじめ現象の再検討-日常社会規範と集団の視点-』(法律文化社 2006年)、『いじめの連鎖を断つ ーあなたもできる「いじめ防止プログラム」』(共著)(冨山房インターナショナル 2008年) 、『四国遍路の世界』(共著)(愛媛大学四国遍路・世界の巡礼センター編筑摩書房 2020年)

上記内容は本書刊行時のものです。