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人の痛み この震災を転換点に 東日本大震災愛媛県内被災者連絡会(編著) - 創風社出版
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人の痛み この震災を転換点に (ヒトノイタミ コノシンサイヲテンカンテンニ) 東日本大震災から五年、愛媛に避難した私たちの声 (ヒトノイタミ コノシンサイヲテンカンテンニ)

社会一般
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発行:創風社出版
四六判
202ページ
並製
価格 1,400円+税
ISBN
978-4-86037-225-5   COPY
ISBN 13
9784860372255   COPY
ISBN 10h
4-86037-225-5   COPY
ISBN 10
4860372255   COPY
出版者記号
86037   COPY
Cコード
C0036  
0:一般 0:単行本 36:社会
出版社在庫情報
在庫あり
初版年月日
2016年3月
書店発売日
登録日
2016年3月11日
最終更新日
2016年3月11日
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紹介

「あきらめねえこと、それしかねえべ」--
当事者が声を上げる事をやめてしまったら、『一瞬でわが町わが人生が虚像になる可能性を秘めた恐ろしい社会』が続いていく事になるかも知れない。このまま諦めたら、無念のうちに死んでいった多くの人々も『無駄死に』に終わってしまうかも知れない。「そんなのはいやだ!」
             (本文「それぞれの体験としての震災~これから~」より)

東日本大震災から五年。原発被災地の復興は進まず被災者の声は届かない。
本書は、当連絡会に寄せられた被災者の言葉をもとにまとめられた、避難者自身の手記であり、同時に「人々への嘆願書」「未来をつくる教訓本」である。

目次

1.はじめに

2.サポーターを代表して

3.第1部 記録、東日本大震災県内被災者と共に
3-2.1カ月目 連絡会発足
3-3.6カ月目 6カ月目の発言
 3-3-1.弁護士さんを呼んで
3-3-2.お医者さんを呼んで
3-3-3.愛媛県に要望書
3-3-4.個人情報の問題・みんなで集いたい
3-4.自主避難の会発足
3-4-1.東日本大震災と福島原発事故自主避難の会 アンケートの声
3-4-2.要望書をつくる
3-5.12カ月目
3-5-1.東日本大震災と福島原発事故、被災者連絡会と自主避難の会 3・11から一春秋目の発言
3-5-2.3・11みんないっしょ格差と被曝のない世を
3-6.24カ月目
3-7.36カ月目
3-8.48カ月目

4.第2部 今の私たち
4-1.5年目のアンケート
4-2.第1回 四国内避難者サポートニーズ調査 実施
4-3.第2回 四国内避難者サポートニーズ調査 結果概況

5.第3部 裁判という生き方
5-1.サポーターから見た裁判への道
5-2.福島原発事故の真相究明と損害賠償を求めます
5-3.避難者を支える会よりお願い
5-4.原発事故・損害賠償提訴にあたって
5-5.福島第一原子力発電事故による損害賠償提訴の概要
5-6.意見陳述書
5-7.準備書面

6.それぞれの体験としての震災 ~これから~
6-1.連絡会代表として
6-2.サポーターとして

前書きなど

「あきらめねえこと、それしかねえべ」--
当事者が声を上げる事をやめてしまったら、『一瞬でわが町わが人生が虚像になる可能性を秘めた恐ろしい社会』が続いていく事になるかも知れない。このまま諦めたら、無念のうちに死んでいった多くの人々も『無駄死に』に終わってしまうかも知れない。「そんなのはいやだ!」

 もがき、苦しみ、五年が経つ。風化が進む一方で、私たちの『痛み』を知ろうとしてくれる人たちは確かにいる。
       (本文「それぞれの体験としての震災~これから~」より)

著者プロフィール

東日本大震災愛媛県内被災者連絡会  (ヒガシニホンダイシンサイエヒメケンナイヒサイシャレンレクカイ)  (編著

2011年5月21日、松山市の石手寺住職加藤俊生の呼び掛けにより、愛媛県に避難した東日本大震災の被災者の交流会を開催。
同日、東日本大震災愛媛県内被災者連絡会が発足した。
以後、月に一度集まり被災者同士の交流の場をつくると同時に、弁護士、医師による学習・相談会、カウンセラー等の悩み相談や愛媛県、福島県、国、東電、国民への要望活動など。
4年目からは2ヶ月に一度のペースで会合、現在に至る。
代表 渡部寛志(福島県南相馬市より避難・愛媛県伊予市に在住)

上記内容は本書刊行時のものです。