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学級だよりのエール
子どもたちへ贈る希望の言葉
- 初版年月日
- 2021年4月20日
- 書店発売日
- 2021年4月8日
- 登録日
- 2021年3月4日
- 最終更新日
- 2021年3月4日
紹介
本書は現代に生きる子どもたちへ贈る応援歌として綴った教育エッセイです。大学で教育学を教える著者が、かつて小学校教諭だった時代に自作した「学級だより」を振り返りながら、生きづらい現代社会に暮らす子どもたちへ寄り添うエールを届けます。テーマは、小学校の日常、運動会などの行事、子どもたちと作った詩、家族や友達、不登校、思い出の地・広島など多彩です。日々に目標を見いだせない子ども、不安を抱えている子ども、悩んでいる子ども、すべての子どもに希望を届けたい――それが著者の願いです。
また、子どもだけでなく、教育や子育てに関心をもつ大人たち、それぞれの現在地で悩みをもつ大人たち、問いを持ち続ける大人たちにも読んでもらいたい一冊です。
目次
はしがき
第1章 平凡さが非凡さを生むということ
重い鎧を脱いで (学級だより2年生「あの青い空のように」)
平凡なものに魂を (学級だより5年生「出会い」)
チャレンジするなら今だ! (学級だより2年生「おーい」)
「話し合い」は私たちの大切な場所 (学級だより3年生「i-mode」)
小さな成功体験の積み重ね (学級だより2年生「こころ」)
第2章 家族との結びつきということ
おじいさんの古時計 (学級だより2年生「受け月」)
オルゴールの音と母への思い (学級だより2年生「びゅんびゅんごまがまわったら」)
共鳴するエピソード (学級だより2年生「受け月」)
未来への原動力と記憶 (ひまわり学級だより「ひまわり」)
身近な人との出会い (学級だより2年生「受け月」)
第3章 出会いのすばらしさということ
大切なものと寂しさ (学級だより2年生「受け月」)
優しさが生まれるということ (学級だより5年生「出会い」)
大地に根をはる生き方 (ひまわり学級だより「ひまわり」)
「聴聞する」ということ (学級だより6年生「ラストラン」)
ヒロシマへの思い (学級だより5年生「出会い」)
出会いの喜び (学級だより6年生「つばさを胸に」)
時間を超えた出会い (学級だより2年生「おーい」)
第4章 学校に行きにくいみなさんへ
夢ではなく粘り強さを (学級だより2年生「こころ」)
誰にも居場所がある (学級だより6年生「ラストラン」)
本当の親友を感じるのはずっと先だ (学級だより5年生「出会い」)
ありのままのあなたでいて (学級だより2年生「受け月」)
自分の言葉にできるということ (学級だより2年生「受け月」)
「希望をもって生きる」ということ (学級だより6年生「花たば」)
あとがき
上記内容は本書刊行時のものです。