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ト・日 書店
直接取引:なし
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可
「失われた二〇年」からの逆照射
戦後日本経済分析
発行:八朔社
四六判
232ページ
上製
価格
2,400円+税
- 出版社在庫情報
- 在庫あり
- 初版年月日
- 2017年8月
- 書店発売日
- 2017年8月10日
- 登録日
- 2017年8月1日
- 最終更新日
- 2017年8月22日
紹介
「失われた二〇年」の解剖=戦後日本資本主義とはなんだったのか。「限界集落」「過労死」「非正規労働」という事象に逆照射をかけ、日本資本主義の構造をあぶり出す。
目次
第一章 「失われた二〇年」とは何か
第二章 日本歴史における土地所有と変革の画期
第三章 戦前の日本資本主義の構造
第四章 戦後日本資本主義の基盤の生成と〔外生循環構造〕の成立
第五章 幻の 内生循環経済の構築――バブル経済とはなんだったのか
第六章 〔外生循環構造〕の機能不全の発症――国外「第四層」の形成と産業空洞化
第七章 「失われた二〇年」〔外生循環構造〕の機能不全
第八章 「失われた二〇年」の表象としての限界集落
――〔外生循環構造〕の帰結・表象その一
第九章 「失われた二〇年」と過労死・非正規労働
――〔外生循環構造〕の帰結・表象その二
前書きなど
冷戦構造の溶解と共に始まった「平成大不況」は、既に二〇年を超えた。こういう事態は、これまでの不況時によく見られたワン・シーンではない。「経済成長」というメッキがはげて、深部にあった戦後資本主義の「基盤」が表面に浮き出てきた事象ではないのか。(中略)「失われた二〇年」の解剖=戦後日本資本主義とはなんだったのか。そのための構造分析がいま求められてはいないか。そしてそれをできる時が、今なのではないか。本書は、「限界集落」「過労死」「非正規労働」という事象に逆照射をかけ、日本資本主義の構造をあぶり出してみよう、という試みである。(「まえがき」より)
関連リンク
上記内容は本書刊行時のものです。