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取引取次:
ト・日 書店
直接取引:なし
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可
世界史の地理的構造
発行:八朔社
四六判
324ページ
上製
定価
3,000円+税
- 出版社在庫情報
- 在庫あり
- 初版年月日
- 2012年2月
- 書店発売日
- 2012年2月13日
- 登録日
- 2012年2月2日
- 最終更新日
- 2012年2月14日
目次
はしがき
序章 労働様式概念の視点に立つ
第Ⅰ部 世界の地理的歴史的構造の形成
第1章 地理的史的構造の視点の登場
第2章 二期社会の展開
第3章 帝国システムの形成
第4章 四季社会の登場
第Ⅱ部 国民経済から世界経済へ
第5章 国民経済型国家間抗争
第6章 価値の無限追求と環境の制限性
終章 デジタル革命後社会
あとがき
前書きなど
私は、ヘーゲルの『歴史哲学』で展開されている「世界史の地理的基礎」による歴史、和辻哲郎の『倫理学』(下)で展開されている人倫組織の展開としての世界史の把握に対し、地理学的な世界史展開が必要ではないかと、考え続けてきていた。私を導いたのは、マルクスの『資本制生産に先行する諸形態』で、その中で 生活様式→生存様式→労働様式→交通形態→生産様式という様式概念による社会発展の鍵があると直感し、労働様式をベースとした世界史の把握が「世界史の地理的構造」ではないかと考えた。
上記内容は本書刊行時のものです。