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本の雑誌476号2023年2月号 本の雑誌編集部(編集) - 本の雑誌社
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本の雑誌476号2023年2月号 (ホンノザッシヨンヒャクナナジュウロクゴウニセンニジュウサンネンニガツゴウ)

文芸
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発行:本の雑誌社
A5判
縦210mm 横148mm 厚さ10mm
136ページ
定価 700円+税
ISBN
978-4-86011-538-8   COPY
ISBN 13
9784860115388   COPY
ISBN 10h
4-86011-538-4   COPY
ISBN 10
4860115384   COPY
出版者記号
86011   COPY
Cコード
C0395  
0:一般 3:全集・双書 95:日本文学、評論、随筆、その他
出版社在庫情報
不明
初版年月日
2023年1月
書店発売日
登録日
2022年12月23日
最終更新日
2023年1月12日
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紹介

特集:本を買う!

本は読むためだけにあるのではない。買うためにあるのだ! というわけで、本の雑誌2月号の特集は「本を買う!」。「本を買え。天に届くまで積み上げろ。」と諭す中野善夫の積読のススメから、買わずにいられない編集者の本音対談、本を売るときに本屋が考えていることに矢部潤子、山本貴光、水鏡子3氏の三者三様あっと驚く1か月に買った本、そして読者の本買い体験まで、本を買うことの喜びと楽しさが満載の真冬の大特集だ。さあ、あなたもわしわし本を買おう!

新刊めったくたガイドは柿沼瑛子がパミラ・ブランチ『死体狂躁曲』の軽味とスピード感が楽しい!と太鼓判を押せば、石川美南は絢爛たる比喩の千本ノック『パラディーソ』をどっぷり堪能。大森望が"いま、そこにある未来"を描く『マシンフッド宣言』をイチ押しすれば、酒井貞道は米澤穂信『栞と嘘の季節』の不穏なコンビに愛惜措く能わず! 松井ゆかりが額賀澪『タスキメシ 五輪』で東京オリンピックを振り返れば、すずきたけしは世界中の「サッカー民」の人生とルーツが詰まった書でサッカーの魅力にワクワク。そして北上次郎は増田俊也の動物パニック小説『猿と人間』がすごいぞ!と絶賛。いやはや、すごい迫力だ、とおじさんが驚いた850頭の凶暴化した猿と、いざ、あなたも闘おう!

今月は「本屋大賞で買った本」で逢坂冬馬が登場! 副賞の10万円分の図書カードで「本は別会計」と買いまくった49冊を一挙公開すれば、堀井憲一郎は人生で買ったいちばん高い本を激白。黒い昼食会が「お詫びはコミックで」と提言すれば、浅生ハルミンは「高尾山こけしまつり」に参上! 内澤旬子が「屋根はつらいよ」と嘆けば、古本屋宣言をした岡崎武志は「さて、何から始めるか」! 哀愁の町に雪が降っても本の雑誌2月号があれば気分はひっつき虫!? 今年もよろしくで48年目の初春は「さあ、ニンジンを食べなさい」なのだあ!

目次

本棚が見たい!
2月の書店 秀文堂/2月の本棚 巖谷純介

古本屋台 Q.B.B.
本屋大賞で買った本/本は別会計 逢坂冬馬
哀愁の町に何が降るというのだ。/カントリーウェスタン 椎名 誠

特集:本を買う!
本を買え。天に届くまで積み上げろ。中野善夫 
本を買う編集者対談/冊数じゃなくて目方で考える! 井戸本幹也vs水上志郎 
本屋が本を売るときに考えていること 伊野尾宏之 
本屋で本を買うとき 矢部潤子 
気になるところは定点観測 山本貴光 
本をこれだけ買う事情 水鏡子 
読者アンケート/私の本買い体験!

そして奇妙な読書だけが残った/宇宙人の水ミルク 大槻ケンヂ
弱虫DIY/屋根はつらいよ 内澤旬子
ユーカリの木の蔭で/半七親分は舞台から 北村 薫
岡崎武志古本屋になる!/宣言はしてみたが、さて何から始めるか 岡崎武志

新刊めったくたガイド
P・ブランチ『死体狂躁曲』の軽味とスピード感が楽しい! 柿沼瑛子
絢爛たる比喩の千本ノック『パラディーソ』に溺れる! 石川美南
〝いま、そこにある未来〟を描く『マシンフッド宣言』 大森 望
米澤穂信『栞と噓の季節』の不穏なコンビが愛しい! 酒井貞道
額賀澪『タスキメシ 五輪』で東京オリンピックを振り返る 松井ゆかり
世界中の「サッカー民」の人生とルーツが詰まった書 すずきたけし
増田俊也の動物パニック小説『猿と人間』がすごいぞ! 北上次郎

元ワセミスの祖父と孫の謎解き物語『名探偵のままでいて』で読み初めだ! 宇田川拓也
インドの紅茶と映画少年 ♪akira
開店したての気持ちの良い書店「本屋 象の旅」 和氣正幸
謎の蔓草と植物学者の物語キム・チョヨプ『地球の果ての温室で』 山岸真
日常の機微に宿る笑い『みやこまちクロニクル』 山脇麻生
半地下の異空間で創元“厚着本”をゲット! 小山力也
吉田知子から選挙ノートまで景文館書店の開かれた本 竹田信弥
季刊『HiVi』の凄い音の映画特集が面白い urbansea

黒い昼食会/お詫びはコミックで!? 
断捨離血風録/蔵を開く 日下三蔵 
サバイバルな書物/働いて病気になって去って行く その循環を止める絶食 服部文祥 
文芸記者列伝/自分で小説を書きたかった人 川口則弘
鉄道書の本棚/ほくほく線にまつわる〝濃い〟コラム集『ほくほく博士』 V林田
こけし始めました/高尾山こけしまつり 浅生ハルミン
連続的SF話/解答のない問い 鏡 明
南の話/さあ、ニンジンをたべなさい 『グッドナイト・ムーン』の怪(11) 青山 南
そばですよ/かつての板橋宿。ロードサイドには夢と泣き笑いが詰まっていた。 平松洋子
妖怪博士の本業 円城 塔 
ひっつきむしの兵法 べつやくれい 
本の中で待ち合わせ 藤岡みなみ 
精神分析を叩き切る書 風野春樹 
ホリイのゆるーく調査/いままでの人生で買ったいちばん高い本は何か 堀井憲一郎
小海線物語/浅間山麓の大日向村 沢野ひとし

続・棒パン日常/本の歌 穂村 弘 
三角窓口/「作家指導員」は私には向かない職業か!? 他 
即売会の世界 石川春菜 

今月書いた人
掲載図書索引
今月本の雑誌に遊びに来た人
後記

上記内容は本書刊行時のものです。