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古本屋的! 中山信如(編集) - 本の雑誌社
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9784860114664

古本屋的! 東京古本屋大全

文芸
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発行:本の雑誌社
A5判
縦210mm 横148mm 厚さ25mm
440ページ
定価 2,700円+税
ISBN
978-4-86011-466-4   COPY
ISBN 13
9784860114664   COPY
ISBN 10h
4-86011-466-3   COPY
ISBN 10
4860114663   COPY
出版者記号
86011   COPY
Cコード
C0095  
0:一般 0:単行本 95:日本文学、評論、随筆、その他
出版社在庫情報
不明
初版年月日
2021年11月
書店発売日
登録日
2021年10月15日
最終更新日
2021年11月17日
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紹介

本書は二〇二〇年に創立百年を迎えた東京都古書籍商業協同組合(東京古書組合)が連綿と刊行し続けてきた機関誌「古書月報」の過去五十年分、三百冊の中から面白い記事、役に立つ情報百二十本を選りすぐり、再編集した「古書月報傑作選」です。

単著も評判の内堀弘(石神井書林)、狩野俊(コクテイル書房)、向井透史(古書現世)など名文家として名高い店主のエッセイから、熱烈なプロ野球ファンが集って(なんとひとりはオリンピック代表の銀メダリスト)侃々諤々愛するチームを熱弁する座談会、下町のベテランが古本屋全盛期を愉快に語るインタビューなど、笑える話から胸に沁みる話までがてんこ盛り。

もちろん交換会、売買、客、古書会館やデパートでの即売展、目録販売、ネット販売、在庫や倉庫、追悼に旅行記、女性店主の本音、そして古書そのものの話と古本屋にしか書けない面白い内実の話も満載。多士済済、百花繚乱、古本屋の多様な世界が広がります。

まさに「古本屋は儲かりそうではないが楽しそうである。」(『東京古書組合百年史』三章章題)。東京古書組合が八月に刊行した『東京古書組合百年史』の第五章「『古書月報』傑作選寸評集」と合わせて読めばさらに楽しい、『百年史』の姉妹編ともいえる記念碑的な一冊です。

目次

はじめに──あるいは古本屋ゾロゾロ 中山信如 15

この本を読む前に知っておきたい古本屋用語集 21

記憶に残る古本屋を訪ねてみよう
東京古書組合百年史外伝
岡島書店・岡島秀夫氏インタビュー
「下町古本屋の50年」   24
記憶に残る古本屋
渋谷宮益坂上の中村書店に行ってみなさい  なないろ文庫ふしぎ堂 田村七痴庵 31
中村三千夫の仕事 高橋書店 高橋 理  39
先輩から聞いた話 からさわ書店 唐沢英雄  41
記憶に残る古本屋
豪放磊落な自由人 友愛書房 萱沼 肇さん  42
記憶に残る古本屋
大衆小説で一時代を築いた古本屋 江東文庫 石尾光之祐さん 49
追悼 先人に捧ぐ
秘密基地の旗 文生書院 目時美穂 58
あばよ、七痴庵 ─追悼田村治芳兄 稲垣書店 中山信如 59
智ちゃんの文章 稲垣書店 中山信如 62
「さようなら 銀杏書房 高田さん」 西書店 西村忠雄 63
おもいだされること 魚山堂書店 伊藤俊一 64
上野文庫 駆け抜けた男 白鳳書院 鈴木吉繁 65
追悼 天誠書林・和久田誠男さん 石神井書林 内堀 弘 66
土屋書店のこと 石神井書林 内堀 弘 67
『えびな書店 店主の記』のこと 石神井書林 内堀 弘 68
刻刻拾聞録
伊東さんのこと   69
父を探す旅、終える 73
コクテイル書房 狩野 俊
記憶に残る古本屋
麥書房・堀内達夫さん なないろ文庫ふしぎ堂 田村七痴庵 77

仕入れも値付けも悩みはつきない

古本商品学・再考
アンケート構成 「古書」と「古本」  86
本の売り方について 怒良馬書房 上舞康洋 95
希望と絶望 土屋書店 土屋芳雄 97
いのちづな 史録書房 田中敏雄 98
続 グレン・グールドの鼻歌 オヨヨ書林 山崎有邦 99
客を拒む店─半間堂の弁─ アルカディア書房 矢下晃人 105
正月に泥棒 古書いとう 伊藤昭久 107
本に挟まった思い出 古書わらべ 榎本弘紀 109
いらっしゃいませ うつぎ書房 武下嘉宏 110
半年目の店 NEMO書店 高原治史 111
じいさんとばあさんの話 ろここ書房 崔 恒一 112
三宿だより
桜井さんのこと 114
三宿界隈 116 
古書いとう 伊藤昭久
「お客さんとの思い出ばなし」なんて… 風船舎 赤見 悟 119
古書価の私的メカニズム──私はこうして値を付ける
売価は思いきって付けるもの 玉英堂書店 斎藤孝夫 120
初めにテーマありき えびな書店 蝦名 則 122


買った! やられた! 見逃した!

「やられた」 扶桑書房 東原武文 126
一人相撲 中野書店 中野智之 127
山が買いたい!! 古書日月堂 佐藤真砂 128
会心の入札 えびな書店 蝦名 則 129
紙屑漁り 港や書店 中村一也 130
最初の感激、最後の興奮 龍生書林 大場啓志 131
『奥沢・小山・大森』江口書店 江口了介 132
まぎれ本配り 古書現世 向井透史 134
名札 泰成堂書店 池田 泰 135
弁当係に捧げるエチュード 青木書店 青木正一 136
中央線支部トークイベント
「古本の仕入れと古本の値付け」138

ネット販売、即売展、古本屋考現学

ネットにかける古本屋
座談会 インターネット販売の現状と問題点 148
〈古本屋考現学〉①
話題の大型店訪問記 162
〈古本屋考現学〉②
町のレトロ店訪問 167
〈古本屋考現学〉③
我が道を往く─ユニークなお店 169
座談会 今、即売展に何ができるか 174
泪橋古書展顛末記 古書ことば 山崎 賢 184
回顧放談
「オレにも言わせろ! ─死んでからじゃ、何も聞けないぞ─」
山田昌男×平野信一 188
 大先輩たちの話にも耳を傾けたい
「大先輩が語る」沙羅書房 初谷康夫さん
「この道六十年 未知の本にハラハラドキドキ」  212

回想
想いいずるままに 217
想いいずるままに2 223
夏目書房 夏目 順

業界の先輩に聞く
安芸書房 福光三治さん 234
井上靖さんと私─野戦病院での出会い─ 八起書房 小島 孝 240
語りつぎたい古本屋の昭和史
私の昭和史は帝銀事件と共に始まった 春近書店 林 甲子男 243
記憶に残る古本屋
誰からも愛される思いやりの人 藤井書店 藤井 正さん 246
ほんの少しの自信と十分な悔しさと
─クリスティーズ・ニューヨーク日本美術オークションに参加して─
玉英堂書店 斎藤孝夫 255
本郷雑記
人名のはなし(一) 259
人名のはなし(二) 262
ペリカン書房 品川 力

女性店主だから古本屋は楽しい

新春座談会 いきいき女性店主の〝古本屋ってどこかおもしろい〟 266
流れにのって泳いできてみたら… 古本 海ねこ 場生松友子 278
ギャルのある一日 金井書店 蓮池寿雅子 281
開店三年 公苑書房 武田由紀子 283
パパは本屋さん えびな書店 蝦名火見子 285
古本屋女房のすすめる育児本 古書音羽館 広瀬由佳子 286
古本屋の娘としての十数年 ポラン書房 石田奈保美 287
オカミの超忙ニッキ ポラン書房 石田智世子 289
「わが泥酔半生記」というテーマをいただいて 古本 海ねこ 場生松友子 291
古本屋のオヤジさん
絵と文 照井吾子 294
 
古本以外の趣味だってあるのだ

座談会「プロ野球と古本屋」 300
散歩 古本遙 吉田芳治 314
パラノイア文献学 栄光なきマンガ家たち くだん書房 藤下真潮 317
酔生夢死 白鳳書院 鈴木吉繁 319
藍甕のごとし 風光書房 重田秀範 321
昭和衰へ馬の音する夕かな 古書古群洞 須賀典夫  323 
古本価格こばなし抄 上野文庫 中川道弘 325
旧い映画と「クラブ化粧品」 パラディ 岩崎洋介 328
踊る古本屋宣言! 古書興居島屋 石丸徳秀 329
カレーなる遍歴 古本一角文庫 前原航平 330
my favorite things 魚山堂書店 伊藤俊一 332
私のなかのハエトリソウ 古書ことば 山崎 賢 334
書けない 永福堂 小泉耕治 335
茶飲み話 みはる書房 井上悦郎 337
座談会 クラシックと古本屋 339
 
買取こそが古本屋の醍醐味である

「ふらんす物語」が時価一億円の土地に代った話 山田書店 山田朝一 352
十年の夢 アルカディア書房 矢下晃人 355
一生に一回の買取 りへい書房 吉田利兵衛 356
落語・狸算 草木堂書店 横田盛夫 359
飾り物の価値 龍生書林 大場啓志 361
「苦笑高価買受」 大山堂書店 青木和広 363
本を売りたい 森井書店 森井健一 364
実際に開業した人座談会 366
私の一冊「せどった話」 おもしろ文庫 夏目一郎 372
一冊でない本 河野書店 河野高孝 375
こんなこともあらあな 苔花堂書店 五本木広子 376
古本屋冥利 安芸書房 福光三治 378
座談会「新組合員に聞く!」 381

だから古本屋はやめられない!

座談会「大先輩が語る。」「ひらめきの東部支部に話を聞く」 390
哀しき日々 古書現世 向井透史 397
私の一日 江東文庫 石尾光之祐 403
よるべなきうきくさのたつせはなきや 玉晴 堀口 稔 404
編集後記 古書落穂舎 栗原勝彦 406
逐電電 白鳳書院 鈴木吉繁 408
神保町物語 書肆ひぐらし 有馬浩一 409
何があっても我が人生 青木書店 青木正一 411
南部支部旅行 古書明日 田中大士 413
3・11会館宿泊レポート 組合業務課職員 田代耕一 417

コロナ禍と古本屋

その日、その日 組合広報課職員 関澤哲郎 419
鎌倉コロナ徒然 公文堂書店 原 知子 424
機関誌部長不謹慎日記 氷川書房 殿木祐介 425
五月十六日無題 書肆田髙 田髙 稔 427

おわりに──あるいは古本屋は楽しそうである。のである。  中山信如  429

上記内容は本書刊行時のものです。