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頁をめくる音で息をする
発行:本の雑誌社
B6判
縦182mm
横128mm
厚さ12mm
208ページ
定価
1,400円+税
- 初版年月日
- 2021年11月
- 書店発売日
- 2021年11月26日
- 登録日
- 2021年10月19日
- 最終更新日
- 2021年11月9日
書評掲載情報
2021-12-26 |
読売新聞
朝刊 評者: 尾崎真理子(早稲田大学教授) |
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紹介
開店時間は深夜23時。尾道の路地で古本屋弐拾dBを営む店主の初の随筆集。Web本の雑誌の同名連載に二〇二一年の日記と新規エッセイ書き下ろし。今の尾道を知るカラーグラフ32頁。
カバー装画 保光敏将
「古本屋を始めてこの四月で五年が経つ。古本を買い取り、古本を売り、なんとか生きている。学生時代に願ってやまなかった暮らしをそれなりに謳歌してしまっている。逃げ続けていたら、そこに本があった。」
目次
〈夜の染み〉
脱走兵
匂い
見えない手
古本戦線、異常なし
不健全な肉体に宿る、健全な魂
図書室の怠け者
古本商人
本の本分と性分
お通しに文庫本、デザートに朝を
僕は中原中也
本を買う理由、方便、言い訳。
四人の花
新しい友と懐かしい友
生き残ってしまった
〈二〇二一年の日記〉
四月~十月
〈猫背のひとりごと〉
独座雑念
町の骨、皮膚
古書店主たち
魂の値段
盲目の季節
番台暮らし
片道六十円
上記内容は本書刊行時のものです。