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そばですよ 平松洋子(著/文) - 本の雑誌社
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そばですよ (ソバデスヨ) 立ちそばの世界 (タチソバノセカイ)

文芸
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発行:本の雑誌社
四六判
344ページ
定価 1,700円+税
ISBN
978-4-86011-421-3   COPY
ISBN 13
9784860114213   COPY
ISBN 10h
4-86011-421-3   COPY
ISBN 10
4860114213   COPY
出版者記号
86011   COPY
Cコード
C0095  
0:一般 0:単行本 95:日本文学、評論、随筆、その他
出版社在庫情報
不明
初版年月日
2018年11月
書店発売日
登録日
2018年9月18日
最終更新日
2018年10月31日
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書評掲載情報

2019-01-13 東京新聞/中日新聞  朝刊
2019-01-06 読売新聞  朝刊
評者: 戌井昭人(作家)
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紹介

立ちそばの神様が降りてきた!

食文化エッセイの第一人者、平松洋子がいま一番興味のあるテーマのひとつ「立ち食いそば」に正面から挑戦。歴史ある名店からニューウェイブ店まで、東京の東西南北二十六軒の立ち食いそば店を訪ね、つゆの香りをかぎ、そばを味わい、店主と語る。


丹念な取材でそれぞれの店の成り立ちから、店主の人柄、味へのこだわり、街と立ち食いそばの関係まで、立ち食いそばとは何ぞやを追究。
一日に二度立ち食いそばを食べる強者、立ち食いそばファンとして知られる山口良一氏、坪内祐三氏へのインタビューと立ち食いそば同行記も収録。立ち食いそば文化を考察する珠玉の一冊。

目次

いか天そばに動揺する「川一」秋葉原
お江戸日本橋の名作そば「そばよし 日本橋本店」日本橋
夏の極楽。冷やしそば「ひさご」浅草橋
どこにもないコロッケ「大和屋」中延
一日に二度食べるツワモノに聞く「はるな」本郷三丁目
土地の記憶を食べる「白河そば」牛込柳町
吹き晒しでゆく「田舎そば かさい」中野
家族げんかも味のうち「峠そば」虎ノ門
◉カラー口絵「峠そば」
夜明け前の応援歌「そば千」東神田
優しいつゆが染みる「稲浪」飯田橋
きしめん、五十余年「寿々屋」人形町
山口良一さんと池袋「君塚」「乱切りそば あずみ」池袋
立ちそば界のやんちゃ坊主「よもだそば」日本橋、銀座
そばバル仕様で攻める「à la麓屋」田町
夜を攻める「四谷政吉」四ツ谷
ふじこさんは千歳烏山の太陽だ「ファミリー」千歳烏山
◉カラー口絵「ファミリー」
坪内祐三さんと早稲田界隈「はせ川」早稲田
肉そばと肉じゃがの関係「南天」椎名町
銀座六丁目、路地裏の華「陶そば」銀座
築地の歴史を見はるかす「深大寺そば まるよ」築地
ダイヤモンドとバジル「そばうさ」麹町
だからテレサ・テン「港屋」虎ノ門
新潟にトリップ「がんぎ 新川一丁目店」茅場町
うさ、うさ、うさの三拍子「うさぎや」新橋
みんなの福の神「福そば」人形町
あとがき

著者プロフィール

平松洋子  (ヒラマツヨウコ)  (著/文

平松洋子(ひらまつ・ようこ)エッセイスト。東京女子大学文理学部社会学科卒業。食文化や文芸をテーマに幅広く執筆している。著書に『買えない味』(Bunkamura ドゥマゴ文学賞受賞)、『野蛮な読書』(講談社エッセイ賞受賞)、『夜中にジャムを煮る』『うま教わりたい和食』『日本のすごい味』『肉まんを新大阪で』『本の花』、小川洋子との共著『洋子さんの本棚』など多数。

上記内容は本書刊行時のものです。