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救国のアーカイブ 公文書管理が日本を救う 倉山 満(著/文) - ワニブックス
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救国のアーカイブ 公文書管理が日本を救う

社会一般
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四六判
256ページ
定価 1,300円+税
ISBN
978-4-8470-7059-4   COPY
ISBN 13
9784847070594   COPY
ISBN 10h
4-8470-7059-3   COPY
ISBN 10
4847070593   COPY
出版者記号
8470   COPY
 
Cコード
C0095
一般 単行本 日本文学、評論、随筆、その他
出版社在庫情報
不明
初版年月日
2021年5月
書店発売日
登録日
2021年4月14日
最終更新日
2021年4月29日
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紹介

Q:公文書管理なんて地味な学問が重要なんですか

A:馬鹿を言ってはいけません。
公文書管理が国を救うというのは決してオーバーな話ではないのです。

■最重要の安全保障からインテリジェンス
■尖閣諸島、北方領土、尖閣をはじめとする領土問題
■従軍慰安婦、南京事件などの歴史戦
■森友学園、黒川騒動、そしてコロナ(武漢ウイルス)

……そんな、あらゆる問題も
公文書管理という学問がわからなければ、始まらない

風説をバラマキ。自粛を強要し、
若者から青春を奪い、
自営業者を破綻に追い込み、
女性を自殺に追い込み、
それでもなお国民を途端に苦しめる自称専門家、
保身のみで動く政治家、省益のみで働く官僚。

国民を家畜扱いする権力者に立ち向かう武器でもあるのです!!!


〈日本がなぜアーカイブ後進国なのか〉


岩倉使節団は図書館と博物館を持ち帰ったが、文書館は持ち帰らなかった!?
アーカイブから日本人の公とは何かも解説する!!
アーカイブという言葉は、なじみが無いかもしれませんが、「公文書管理」という言葉
は聞いたことがあるでしょう。公文書管理はアーカイブの一部です。アーカイブとは文
書管理のことです。(中略)「公文書」と聞いただけで、「隠す政府」と「追及する野党&マス
コミ」との構図を思い浮かべるかもしれません。不幸なことです。本来の文書管理は、き
わめて中立的なのですから。
  アーカイブは、政府与党にも野党&マスコミにも、国民全員に対して公平です。その文
書を使って議論を戦わせることはあっても、文書の管理自体にイデオロギーはありませ
ん。アーカイブとは、その文書の管理のやりかたを研究する技術です。(中略)毎年のよう
に八月十五日と十二月八日が近づくたびに、天皇の戦争責任が問題視されていました。
しかし、慰安婦にしても天皇の戦争責任にしても、アーカイブを知っていれば、一発で解
決します。学生時代、韓国人や中国人の友人がいましたが、お互いにアーカイブを知って
いたので、子供のようなケンカなどせず、大人の付き合いができました。なぜか。文書管
理(アーカイブ)こそ、日本を救う。一つ一つ、お話ししていきましょう。   (本文より)

目次

はじめに アーカイブとは何か? 3

第1章 歴史に見る、文書管理とは何か?
●普通の国ならば「西浦教授のニコニコ動画」は公文書になる
●日本の公文書管理の致命的な問題点
●森友事件はなぜ大問題か
●情報公開法が生んだ新しい官僚文化
●岩倉使節団が持ち帰った、図書館、博物館、文書館
●アーカイブどころではなかった明治維新
●日露戦争の勝利とアーカイブ
●「ぶんしょ」と「もんじょ」の重要性!!
●いつ「ぶんしょ」は「もんじょ」となるのか
●公文書は権力を発生させる
 アーカイブは官僚バッシングの道具ではない
●アーカイブとレコードマネージメント
●世界最古の憲法、マグナ・カルタは過去の遺物か?
●アメリカ独立宣言を「ぶんしょ」と見做す保守か
 「もんじょ」と片づけるリベラルか
●アーカイブの知識なしにフランス近代史は語れない
●十七条憲法を日本人にとっての
 「ぶんしょ」か「もんじょ」かを考える深い意味
●ポツダム宣言を我々はどう総括するのか

第2章 令和の文書管理、今の日本の課題
●「太平洋戦争」は右翼用語?
●極左のたまり場、それがアーカイブ研究
●アーカイブを武器とする人々、内閣法制局
●キャリアとノンキャリアの対立による、
 文書として残さないノウハウ
●覚えておきたい、公文書と私文書の原則
●トランプをバッシングしたボルトンの暴露本は
 どう扱われるか?
●隠す技術の発達、情報公開法と「何を隠すべきかの原則」
●アーカイブ先進国アメリカが
 ケネディ暗殺事件の報告を2039年まで秘密にする理由
●公文書(こうぶんしょ)と公文書(こうもんじょ)の間
●インテリジェンスと外務省と「半公信」
●公文書の定義、その問題点と日本の混用
●公文書と日本の歴史、古代から天皇も法を守った
●決裁文書の重要性、黒川氏の定年延長
●世界的に支配的な公文書の定義

第3章 実践文書管理

●公の財産としての私文書、近代史では日記と手紙
●公文書のライフサイクル:現用から評価選別と保存公開
●政府職員のメールを廃棄してよいか
●世界のアーカイブ、模範国スウェーデンから中国まで
●大丈夫? 日本のアーカイブのレベル
●公文書を巡る諸問題と左翼のタワゴト
●デジタルアーカイブの諸問題
●これは何?あれは何?公文書の定義を巡る諸問題

第4章 日本史における公と私
●官が公、民が私と考えられている日本
●公地公民の建前 大宝律令から荘園まで
●摂関家が発給する文書は公なのか?
●公権力と私権力のせめぎあい、武士の登場
●「以仁王の令旨」というプロパガンダ
●鎌倉幕府の文書、
 私的団体の文書がなぜ朝廷を上回ったのか?
●早々に力を失った室町幕府が意外と残った理由
●公文書以上の効力を持つ私文書、足利将軍家の話
●信長研究と文書学、織豊時代の公権力とは
●徳川政権と公(おおやけ)
●「国家安康」と「君臣豊楽」は開戦の口実になりえたのか?


第5章 歴史問題を解決する
●天皇の戦争責任
●「昭和天皇独白録」や「富田メモ」はゲテモノ
●ノモンハン事件と歴史学の貧困
●慰安婦問題に帝国陸軍が関与した!?
●第一次世界大戦、
 大掃除の片手間にドイツを破ったという証拠
●徴用の関係文書
●満洲事変の関係文書
●日本もアメリカの暗号を解読していた
●北方領土、尖閣、竹島、南京……
 歴史問題を解決するには文書学から

著者プロフィール

倉山 満  (クラヤマ ミツル)  (著/文

倉山満(くらやま みつる)
1973年、香川県生まれ。憲政史研究家。(一般社団法人)救国シンクタンク理事長・所長
1996年、中央大学文学部史学科国史学専攻卒業後、同大学院博士前期課程を修了。在学中より国士舘大学日本政教研究所非常勤研究員を務め、2015年まで日本国憲法を教える。2012年、希望日本研究所所長を務める。著書に、『ウッドロー・ウィルソン 全世界を不幸にした大悪魔』『明治天皇の世界史 六人の皇帝たちの十九世紀』(いずれもPHP新書)『検証 検察庁の近現代史』(光文社新書)『嘘だらけの日米近現代史』などをはじめとする「嘘だらけシリーズ」『帝国憲法の真実』『13歳からの「くにまもり」』(いずれも扶桑社新書)『バカよさらば プロパガンダで読み解く日本の真実』『若者に伝えたい 英雄たちの世界史』(小社刊)など多数。現在、ブログ「倉山満の砦」やコンテンツ配信サービス「倉山塾」や「チャンネルくらら」などで積極的に言論活動を行っている。

上記内容は本書刊行時のものです。