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小泉郁子教育論集 第四巻 戦時下北京からの発信 Ⅰ 小泉 郁子(著) - 桜美林大学出版会
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小泉郁子教育論集 第四巻 戦時下北京からの発信 Ⅰ (コイズミイクコキョウイクロンシュウ ダイヨンカン センジカペキンカラノハッシン イチ)

教育
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四六判
縦194mm 横135mm 厚さ27mm
重さ 450g
408ページ
上製
定価 3,800円+税
ISBN
978-4-8460-2250-1   COPY
ISBN 13
9784846022501   COPY
ISBN 10h
4-8460-2250-1   COPY
ISBN 10
4846022501   COPY
出版者記号
8460   COPY
Cコード
C0337  
0:一般 3:全集・双書 37:教育
出版社在庫情報
在庫あり
初版年月日
2024年11月25日
書店発売日
登録日
2024年10月22日
最終更新日
2024年11月13日
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紹介

1937年3月、蔣介石夫人・宋美齢を日本に招く使者の役目を郁子は担った。
「世界に真の平和を打ち立てることは、婦人の力に俟たねばならぬ」
という宋美齢のことばに喜びを感じたが、
戦時下北京における郁子の教育実践はいかなるものだったか。
日本における女性の権利獲得運動の先駆者・小泉郁子。
今よみがえるその精神の軌跡! 好評シリーズ第四巻!

目次

〈論説 一九三五年~三六年〉
汎太平洋新教育会議に就いて
手を翳し見る日本の面影
四十三年間の独身生活を清算して 初めて人妻となる私の心境
支那婦人の現状に就いて
胡適氏は斯く語る

〈論説 一九三七年〉
蒋介石氏夫人宋美齢女史訪問記
蘆溝橋事件の一昼夜
戒厳令下の北平―無気味な空気刻々に深まる(第二速報)
平津線激戦直前の南下(第三報)
思いは馳する北平の空―帰りなん、いざ!(第四報)

〈論説 一九三八年前半〉
崇貞学園の現在及未来
五ケ月振りに帰京して
春の音ずれ
支那人の順応性
北京だより

清水安三論
〈資料〉崇貞女学校概要
解題(太田哲男)
解説(榑松かほる)

前書きなど

GHQが戦後の教育顧問を打診した教育者、初の著作集!
男女共学を唱え、女性差別を訴え、女性の地位向上を目指した小泉郁子。
全五巻のうち本書は盧溝橋事件の勃発から日中戦争まで、北京で見聞した論説を中心に構成。
蒋介石氏夫人の宋美齢女史を訪問し、日本と中国の未来を語り、盧溝橋事件をいち早く本国に伝えた小泉郁子。
日中戦争の開戦前後、彼女は何を語り、どう動いたか?

著者プロフィール

小泉 郁子  (コイズミ イクコ)  (

1892年~1964年
島根県生まれ。1915年植村正久より受洗。同年東京女子高等師範学校(現お茶の水女子大学)卒業。
兵庫県明石女子師範学校教諭などを経て、22年東京女子高等師範学校研究科入学、同年秋米国に留学。
27年Oberlin大学卒業、28年Michigan大学大学院修士号取得。
30年帰国し青山学院教授。35年北京・崇貞学園創設者の牧師清水安三と結婚、学園の教育・運営にあたる。
46年安三とともに帰国し東京・町田に桜美林学園を開設、その経営にあたる。著書に『男女共学論』(1931年)、『明日の女性教育』(33年)、『女性は動く』(35年)。
郁子の遺志の継承のため、お茶の水女子大学に小泉郁子賞が創設されている。

上記内容は本書刊行時のものです。