版元ドットコム

探せる、使える、本の情報

文芸 新書 社会一般 資格・試験 ビジネス スポーツ・健康 趣味・実用 ゲーム 芸能・タレント テレビ・映画化 芸術 哲学・宗教 歴史・地理 社会科学 教育 自然科学 医学 工業・工学 コンピュータ 語学・辞事典 学参 児童図書 ヤングアダルト 全集 文庫 コミック文庫 コミックス(欠番扱) コミックス(雑誌扱) コミックス(書籍) コミックス(廉価版) ムック 雑誌 増刊 別冊
災害に負けない家を造ろう 保坂貴司(著/文) - 論創社
.
【利用可】

書店員向け情報 HELP

書店注文情報

注文サイト:

在庫ステータス

在庫あり

取引情報

取引取次: ト|ニ|楽天
直接取引:なし

出版社への相談

店頭での販促・拡材・イベントのご相談がありましたらお気軽にご連絡ください。

災害に負けない家を造ろう (サイガイニマケナイイエヲツクロウ)

社会一般
このエントリーをはてなブックマークに追加
発行:論創社
A5判
縦210mm 横148mm 厚さ10mm
168ページ
並製
価格 2,000円+税
ISBN
978-4-8460-1989-1   COPY
ISBN 13
9784846019891   COPY
ISBN 10h
4-8460-1989-6   COPY
ISBN 10
4846019896   COPY
出版者記号
8460   COPY
Cコード
C2052  
2:実用 0:単行本 52:建築
出版社在庫情報
在庫あり
初版年月日
2020年10月20日
書店発売日
登録日
2020年8月24日
最終更新日
2020年10月9日
このエントリーをはてなブックマークに追加

紹介

新築するにしろ、リフォームでいくにしろ、まず、構造調査することをお勧めします。耐震性、地盤、環境など基本的な条件を調べなくては、災害に負けない家造りはできません。
また、木造住宅の良い点は、改修しながら使えることです。リフォームで、費用もかからず、強い家造りができます。
近ごろ、「新築するべきなのか、リフォームが可能なのか」という相談を多く受けるようになってきました。
木造住宅は修理しながら使ってゆくものと考えています。もちろん、新築を否定するものではありませんが、新築したからといって、すべての問題が解決するわけではありません。調査もせずに、また問題点を検討することなく、新築をして同じ過ちを繰り返しているケースをよく見かけます。それは、リフォームでも同じことが言えます。
設備や仕上げなど、見た目の改修にとらわれ、「何が問題なのか」の調査もせずに、工事に入るという無謀なやり方は改めてほしいものです。
そこで、構造調査をおすすめしたいのです。構造調査は、耐震性の調査はもちろんのこと、地盤、劣化の状況、鉛直荷重、湿度、室温、仕上げ、設備など、総合的な観点から、調べます。
調査費用を無駄なものと思われる人もいますが、それは建築というものを知らないからです。調査は、まず「家の問題点」から調べます。無駄な費用を使わず、効果的なリフォームをするためです。リフォームの成否は調査にかかっているといっても、過言ではありません。
よく、新築するから問題ないと言われる人がいますが、今まで住んできて何が問題であったか知らずにやってしまうと、同じ過ちを繰り返すという結果を見ることになります。
新築にしろ、リフォームをするにしろ、立地条件、つまり地形、地盤、環境を把握することが何より大切なのです。
本書で、一番に伝えたいことは、木造住宅はほとんどの場合、リフォームが可能だという事です。構造調査を行い、「構造リフォーム」を行っていただきたいと思います。構造調査を無視して、腐った土台の上にリフォームするようなことは、やめてほしいのです。築後、30~40年間は、建てかえというよりは、リフォームの時と位置づけていいのです。
震災地の被害事例、既存建物の問題点、構造調査方法、そして構想リフォームの事例を解説してゆきます。(著者 談)

著者プロフィール

保坂貴司  (ホサカタカシ)  (著/文

1948年東京生まれ。工学院大学専修学校卒業。(株)匠建築 代表取締役。一般社団法人耐震研究会代表理事。
主な著書に、『釘が危ない』(エクスナレッジ・建築知識)、『強い家づくり』(暮しの手帖社)『耐震診断』(日経BP社)、『改訂版強い家づくり』(既存建物耐震補強研究会)、『木造耐震診断』(エクスナレッジ)、『自分で耐震診断できる本』(LLPブックエンド)、『耐震診断 改訂版』(日経BP社)、『住宅耐震リフォーム決定版』(建築知識)など。
他に、TV出演、講演、講義など多数。

上記内容は本書刊行時のものです。