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佐左木俊郎探偵小説選 Ⅰ 佐左木俊郎(著/文) - 論創社
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佐左木俊郎探偵小説選 Ⅰ (ササキトシロウタンテイショウセツセン イチ)

文芸
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発行:論創社
A5判
縦216mm 横155mm 厚さ23mm
336ページ
上製
価格 4,000円+税
ISBN
978-4-8460-1926-6   COPY
ISBN 13
9784846019266   COPY
ISBN 10h
4-8460-1926-8   COPY
ISBN 10
4846019268   COPY
出版者記号
8460   COPY
Cコード
C0093  
0:一般 0:単行本 93:日本文学、小説・物語
出版社在庫情報
在庫あり
初版年月日
2020年8月10日
書店発売日
登録日
2020年3月4日
最終更新日
2020年8月3日
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紹介

日本初の書下ろし探偵小説叢書を実現させた佐左木俊郎。農民文学の旗手の知られざる”探偵小説家としての顔”を明らかにする探偵小説集第1弾!

目次

 狼群
 熊の出る開墾地
 恐怖城
〈巻末エッセイ〉ある東北人作家の軌跡  土方正志
解題 横井 司

著者プロフィール

佐左木俊郎  (ササキトシロウ)  (著/文

1900年4月14日、宮城県一栗村(現・大崎市)生まれ。本名・佐々木熊吉。村立上野目尋常高等小学校を卒業後、文学に親しみながら機関夫として北海道で働き、17年に上京。さまざまな職に就き、雑誌『文章倶楽部』の編輯助手を経て、24年の秋に新潮社の正社員となる。新興芸術派の一人として農民文芸界に所属し、加藤武雄に兄事しながら農民文学の旗手として「都会地図の膨張」(30)や「黒い地帯」(同)など都会の喧噪に侵食される農村の悲劇を描いた短編を精力的に発表、作品は映画化もされた。日本初の書下ろし長編探偵小説だけで構成された叢書「新作探偵小説全集」の企画者として自身も探偵小説「狼群」(33)を執筆するが、執筆中の1933年3月13日、病によって急逝。遺作となった「狼群」は同僚の奥村五十嵐によって補筆され、「新作探偵小説全集」第4巻として刊行された。

竹中英俊  (タケナカ ヒデトシ)  (編集

1952年、宮城県大崎市生まれ。早稲田大学卒。1974年に財団法人・東京大学出版会へ就職し、編集局長や常務理事を歴任、2011年3月に退任した。現在は北海道大学会出版顧問を努める傍ら、編集プロダクション「竹中編集企画室」を主宰。佐左木俊郎の遺族代表として著作集『熊の出る開墾地』(英宝社)の編纂や遺品整理など、佐左木俊郎の文学活動再評価に向けた顕彰に努める。

土方正志  (ヒジカタ マサシ)  (編集

1962年、北海道ニセコ町生まれ。東北学院大学卒。出版社〈荒蝦夷〉代表取締役。作家・編集者。著書に『ユージン・スミス 楽園へのあゆみ』(佑学社)、『てつびん物語 阪神淡路大震災・ある被災者の記録』(偕成社)、『新編 日本のミイラ仏をたずねて』(天夢人)、『瓦礫から本を生む』(河出文庫)など。

上記内容は本書刊行時のものです。