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ルポ 闘う情状弁護へ 佐藤幹夫(著/文) - 論創社
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ルポ 闘う情状弁護へ 「知的・発達障害と更生支援」、その新しい潮流

発行:論創社
四六判
縦188mm 横128mm 厚さ20mm
304ページ
並製
価格 2,400円+税
ISBN
978-4-8460-1903-7
Cコード
C0036
一般 単行本 社会
出版社在庫情報
在庫あり
初版年月日
2020年3月20日
書店発売日
登録日
2020年2月17日
最終更新日
2020年3月11日
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紹介

司法は「障害」をどう裁いてきたか。2012年に大阪市で起きた「実姉殺人事件」と2017年津久井やまゆり園の「優生思想テロ」は連動している、とした著者の7年間にわたる〈法廷ドキュメンタリー〉の集大成。

目次

はじめに 「障害と司法」というテーマをどう受け止めてきたか
 
プロローグ パラダイムの転換と〝新しい潮流〞の背後にあるもの 

 第Ⅰ部 ドキュメント 大阪地裁判決はなぜ求刑を上回ったのか
  第一章 二〇一二年七月、ある判決、噴出する批判――アスペルガー症候群と裁判員裁判 
  第二章 加害男性の見ていた世界――なぜこのような惨劇がおこったのか 
  第三章 男性は何を語ったか――大阪に弁護団を訪ねて 
  第四章 高裁判決と弁護団のふり返り――刑事弁護と情状弁護 
  第五章 出所者を福祉につなぐ――「地域生活定着支援センター」の現状と課題 

 第Ⅱ部 「障害と刑事弁護」、その始まりと先駆者たち
  第六章  「知的障害」をもつ人の刑事弁護はどう始まったか――「悪い障害者」は支援しない
のか 
  第七章 副島洋明という刑事弁護人――「金を払って弁護士を雇え!」 
  第八章  「自閉症スペクトラム障害」を初めて正面にすえて闘う――二〇〇五年大阪寝屋川事件で少年の「障害」はどう裁かれたか 
  第九章  更生支援、まずは支援者こそ発想の転換を――「ふるさとの会」の生活支援と司法と
の連携 

 第Ⅲ部 司法と福祉の協働が新たな「人権侵害」とならないために
  第一〇章 福祉の仕事は「再犯防止」か――「更生支援計画書」の誕生、ある社会福祉士の危惧 
  第一一章 治療的司法と新しい「協働支援」――排除型の裁判から社会包摂へ 
  第一二章 社会内処遇の新たな試み――更生を支えるものはなにか 
  第一三章 協働的更生支援、これからの課題――支援の理論と方法 

 エピローグ 新しい更生支援のその先へ 

著者プロフィール

佐藤幹夫  (サトウミキオ)  (著/文

佐藤幹夫(さとう・みきお)
1953年生まれ。秋田県出身。養護学校の教員を20年以上勤める。その後フリージャーナリストとして活動。批評誌『飢餓陣営』の主宰者として、思想・文学・心理学など幅広い分野で評論活動も行う。著書に『自閉症裁判』(朝日文庫)、『一七歳の自閉症裁判』(岩波現代文庫)、『知的障害と裁き ドキュメント千葉東金事件』(岩波書店)、『ルポ認知症ケア最前線』I(岩波新書)、『ルポ高齢者ケア 都市の戦略、地方の再生』(ちくま新書)、『評伝島成郎』(筑摩書房)など多数。

上記内容は本書刊行時のものです。