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カツベンっておもしろい! 佐々木亜希子(著/文) - 論創社
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カツベンっておもしろい! (カツベンッテオモシロイ) 現代に生きるエンターテインメント「活弁」 (ゲンダイニイキルエンターテインメント カツベン)

芸術
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発行:論創社
四六判
縦188mm 横128mm 厚さ15mm
248ページ
並製
価格 1,800円+税
ISBN
978-4-8460-1893-1   COPY
ISBN 13
9784846018931   COPY
ISBN 10h
4-8460-1893-8   COPY
ISBN 10
4846018938   COPY
出版者記号
8460   COPY
Cコード
C0074  
0:一般 0:単行本 74:演劇・映画
出版社在庫情報
在庫あり
初版年月日
2019年12月25日
書店発売日
登録日
2019年11月20日
最終更新日
2019年12月20日
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紹介

映画『カツベン!』公開記念!元NHKキャスターの美人弁士が語る活弁と無声映画の魅力!『カリガリ博士』活弁台本完全収録!子どもからお年寄りまで笑い!驚き!感動!レトロかつ新鮮!な「活弁」。現代に生きる日本独自の「語り」の技術による映画文化。

目次

はじめに/■1■わたし、活動弁士になる!/山形の日々/文武両道/大学で関東へ/テレビの世界/活弁と出会う/活動弁士になるチャンス/平成の無声映画常設館「東京キネマ倶楽部」/チャップリン映画祭で感動!/「活動弁士」を続けたい/故郷公演は出会いと発見の連続/「カヅベン?なんだもんだが」/ミュージシャンとのコラボレーション/■2■活弁修業/台本が面白くないといけない/男の声がほしい/アナウンサー口調の時代劇?/字幕が頼りなのに――言語の壁/前説後説がつまらない/口パクに合わせる/突発!ハプニング対応に冷や汗/「カツベン?=トンカツ弁当?」/■3■無声映画と活弁の時代/映画の始まり無声映画の時代/日本の映画興行/日本独特の話芸「活弁」/最初の巡回活動弁士・興業師、駒田好洋/常設映画館と弁士の存在/一世を風靡した当時の弁士たち/稀代の人気弁士徳川夢声/現代の活動弁士/■4■現代「活弁」考 ――わたしの場合/「活弁」という語り芸/語り方と作り方/サイレント映画の発達・進化/サイレント映画と弁士の語り/客層による語り分け/弁士は声優の始まり/声と表情の関係/作品選定から台本完成まで/ミュージシャンとコラボする楽しみ/『トムとジェリー』とスラップスティックコメディの演奏/小唄映画、主題歌、挿入歌/台本は経験や時代でも変わる/欲張りな変身願望が満たされる/ミクロとマクロの視点――チャップリンへの共感/上映・上演に至るまで/歴史的建築物とコラボレーション/日常のトレーニングと喉のケア/現代に生きる弁士の役割/■5■さまざまな形で生きる現代のエンターテインメント「活弁」/最初に観たときの直観は確信に/教育の分野で活きる「活弁」/「こども映画館~活弁と音楽の世界」/子どもの能力を引き出す「活弁ワークショップ」/「伝える」力をアップする/大人の「活弁ワークショップ」/福祉の分野で活きる「活弁」/活弁の技術を活かした映画音声ガイド/聴覚障がい者のための字幕と無声映画字幕/アプリ「UDCast」/NPOビーマップでのライブ上映活動/音声ガイドが活弁にもたらした/さまざまなコラボレーションとカツベンの可能性/「活弁」とともに/■6■カツベンの実際/【オリジナル活弁台本完全収録】『カリガリ博士』/映画『カツベン!』/■7■愛しの無声映画たち/愛しの無声映画たち/無声映画関連年表/【Column】/現代人も惚れるロイドの『巨人征服』カフェ上映/元祖!ジャパニメーション/おわりに/

著者プロフィール

佐々木亜希子  (ササキアキコ)  (著/文

佐々木亜希子(ささき・あきこ)1972年山形県酒田市生まれ。活動弁士。山形県立酒田東高等学校、埼玉大学教養学部を卒業後、NHK山形放送局で契約キャスターとしてニュース番組などを担当。フリーとなり、故松田春翠の弟子の女性活動弁士、澤登翠の門下生。2000年12月、東京キネマクラブで活動弁士としてデビュー。全国各地の映画祭を始め、国立フィルムアーカイヴなどにも出演。現在、新宿シネマートなどで定期的に活弁映画上映、活弁ワークショップなどを行う。現在200以上のレパートリーを持つ。活弁、朗読、ナレーション、舞台、司会、講演、執筆など幅広く活躍。活弁の技術を活かした視覚障害者も健常者も楽しめる映画音声ガイドに携わり、2010年にNPO法人「B map」を立ち上げ、バリアフリー映画の普及活動も積極的に行っている。

上記内容は本書刊行時のものです。