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ルドルフ・ディットリヒ物語
ウィーンから日本へ 近代音楽の道を拓いた
- 出版社在庫情報
- 在庫あり
- 初版年月日
- 2019年11月25日
- 書店発売日
- 2019年11月15日
- 登録日
- 2019年7月11日
- 最終更新日
- 2019年11月8日
紹介
明治21年にお雇い外国人として来日し、幸田露伴の妹の幸田延・安藤幸姉妹ら多くの音楽家を育成指導。日本における西洋近代音楽教育の父ともいうべきディットリヒの華麗で劇的な足跡を追う初の評伝。日墺友好150周年・ディットリヒ歿後100年記念出版。
目次
フーベルト・ハイッス駐日オーストリア共和国大使のことば
澤和樹東京藝術大学長のことば
はじめに
第1章 ウィーン・修業時代──綺羅星のごとき師・同輩とともに
織物都市ビアラから楽都ウィーンへ/師ブルックナーとの出会い/結婚、そして極東日本
からの音楽教師招請/世紀末「オーストリア=ハンガリー帝国」の事情/ディットリヒの苦
悩と決断 ほか
第2章 東京音楽学校時代──日本への愛と近代音楽創生への献身
新天地──東京音楽学校/教師魂を刺激した学校と生徒たち/ルドルフ皇太子訃報の衝撃
/『憲法発布の頌』を作曲・演奏/妻ぺリーネのデビュー/薫陶を受けた幸田露伴の妹た
ち/ウィーンで花開いた幸田延の才能/ヨアヒムに師事した安藤幸/『音楽(旧字)雑誌』の
こと/妻ペリーネとの永遠の別れ/情熱の教育家・伊澤修二/送別演奏会、そして帰国
ほか
第3章 晩年・再びのウィーン──大オルガニスト、教育者として
変貌する世紀末のウィーン/「私はなんて美しい夢を見たんだろう!」/宮廷オルガニストに登用/大オルガニストへの道/超多忙な音楽家活動と経済的困窮/後継者たち──ゴラー、ディテー、シュッツ/ハプスブルク家の崩壊とディットリヒの最期 ほか
ディットリヒ年譜
ディットリヒ作品目録
各章参考文献
調査・紹介諸機関──公文書館・研究所
「ルドルフ・ディットリヒ顕彰出版の会」のこと 桑村益夫
おわりに
索引
上記内容は本書刊行時のものです。