版元ドットコム

探せる、使える、本の情報

文芸 新書 社会一般 資格・試験 ビジネス スポーツ・健康 趣味・実用 ゲーム 芸能・タレント テレビ・映画化 芸術 哲学・宗教 歴史・地理 社会科学 教育 自然科学 医学 工業・工学 コンピュータ 語学・辞事典 学参 児童図書 ヤングアダルト 全集 文庫 コミック文庫 コミックス(欠番扱) コミックス(雑誌扱) コミックス(書籍) コミックス(廉価版) ムック 雑誌 増刊 別冊
家庭通信社と戦後五○年史 関根由子(著) - 論創社
.
【利用可】

書店員向け情報 HELP

書店注文情報

注文サイト:

在庫ステータス

在庫あり

取引情報

取引取次: ト|ニ|楽天
直接取引:なし

出版社への相談

店頭での販促・拡材・イベントのご相談がありましたらお気軽にご連絡ください。

家庭通信社と戦後五○年史 (カテイツウシンシャトセンゴゴジュウネンシ) 『生き路びき』と女性の生き方 (イキジビキトジョセイノイキカタ)

社会科学
このエントリーをはてなブックマークに追加
発行:論創社
四六判
縦194mm 横135mm 厚さ27mm
360ページ
上製
価格 2,400円+税
ISBN
978-4-8460-1704-0   COPY
ISBN 13
9784846017040   COPY
ISBN 10h
4-8460-1704-4   COPY
ISBN 10
4846017044   COPY
出版者記号
8460   COPY
Cコード
C0036  
0:一般 0:単行本 36:社会
出版社在庫情報
在庫あり
初版年月日
2018年8月
書店発売日
登録日
2018年8月3日
最終更新日
2018年8月22日
このエントリーをはてなブックマークに追加

紹介

高齢化社会と女性の立場。1965年から地方新聞社各紙に
「家庭欄」の記事を送り届けた家庭通信社は、2017年に
幕を閉じる。1969年に入社、89年に代表となった著者
が、50年間の女性像の変遷を語る。

目次

第Ⅰ 部
1 前口上 
2 家庭通信社と創業者直原清夫 
3 女性のいないジャーナリズム 
4 配信先地方新聞社 
5 配信記事の内容 
6 配信料と原稿料 
7 生活意識パッケージ配信の半世紀 
8 「消費革命」の到来 
9 女性への啓蒙の時代 
10 新聞の家庭面の変化 
11 高齢化社会への移行 
12 戦後史に寄り添う家庭面 
第Ⅱ 部
13 家庭通信社入社事情 
14 日本女子大と一番ケ瀬康子 
15 社会福祉という言葉の始まり 
16 高齢者問題の露出 
17 生活型の変容チャート 
18 一番ケ瀬の晩年と死 
19 『朝日ジャーナル』との出会い
20 一番ケ瀬の実像 
第Ⅲ 部
21 六〇年代少女の雑誌体験 
22 大学祭委員長と女子大初めてのデモ 
23 生活学会、今和次郎、ドメス出版 
24 未刊に終わった一番ケ瀬自伝 
25 高齢化社会と出版問題 
26 七〇年代における女性大卒者の就職事情 
27 「現実が目の前に現われてきた」 
28 当時の家庭通信社状況 
29 「自分の天職」としての仕事 
30 配信先地方新聞社事情 
31 自宅での葬式の終焉と長寿社会 
32 家庭通信社の社長就任経緯 
第Ⅳ 部
33 配信方法の推移と変化 
34 『生き路びき』の刊行 
35 「高齢化社会は女の問題でもあるのよ」 
36 『生き路びき』の反響 
37 成年後見人の体験 
38 地方における商店街の消滅 
39 「くらしの羅針盤会議」の発足 
40 『ふれあいねっと』編集長就任 
41 高齢者社会の内実 
42 『いきいき』の仕事 
43 「関根由子のコーヒータイム」と『ドゥアイ』 
44 「伝産講座」と「古酒の会」 
第Ⅴ 部
45 『伝統工芸を継ぐ女たち』と『伝統工芸を継ぐ男たち』 
46 「伝統的工芸品」の定義 
47 「買うものになった家の変わり方」 
48 「伝統的工芸品」の技術継承問題 
49 アーティストとアルチザンの違い 
50 難しい親方の立場と雑貨ブーム 
51 家庭通信社を閉じること 
52 新聞の衰退と女性フリージャーナリズムの不成立 
53 「高齢社会をひとりで生きていく」 
第Ⅵ 部
家庭通信社配信「家庭ニュース」アンソロジー 
 ―一九六五年四月~二〇一七年三月
あとがき 

著者プロフィール

関根由子  (セキネヨシコ)  (

1946 年、東京生まれ。1969 年、日本女子大学社会福祉学科卒業。地方新聞社へ家庭欄の記事を配信する通信社の代表を務めた。長年、各地の女性職人たちへの取材を続けるかたわら、日本文化を再認識し、より楽しむための活動を主宰し、講座、展示会などの企画を行っている。著書に『伝統工芸を継ぐ女たち』(學藝書林)、『伝統工芸を継ぐ男たち』(論創社)。編著書に『生き路びき一自分らしい生き方を探す』(家庭通信社編・博文館新社発行)

上記内容は本書刊行時のものです。