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言語の復権のために
ソシュール、イェルムスレウ、ザメンホフ
- 出版社在庫情報
- 在庫あり
- 初版年月日
- 2020年2月20日
- 書店発売日
- 2020年2月13日
- 登録日
- 2019年4月10日
- 最終更新日
- 2020年2月5日
紹介
丸山圭三郎に師事した言語学者、思想家が改めて「言葉」という視点から現代社会をとらえる。私たちの表現、考え、思想、哲学はすべて言語によって成り立っている。本質的な意味での言語とは何かを、言語思想、そしてユダヤ思想までを含めて論じる。
目次
【目 次】
言語の復権のために
㈵ 世界は言葉のなかに
世界は言葉のなかに――言語とその主体
㈼ 丸山圭三郎からソシュールへ
文学と饒舌――丸山圭三郎の死をめぐって
ラング、ランガージュ、エクリチュール――丸山圭三郎と〈言葉〉という多面体
言語学、言語哲学、文学――ソシュールからソシュールへの道のり
ソシュール『一般言語学講義』――〈言語学〉とその外部
言語のなかへ――丸山言語哲学を導きとして
㈽ ソシュールからイェルムスレウへ
言語学と文学の出会い、あるいは記号論の誕生
〈聴く立場〉の言語学――ロマーン・ヤーコブソン
形式としての言語――ソシュールからイェルムスレウへ
㈿ イェルムスレウ、極北の言語学
イェルムスレウ言語学のために
言語のなかの主体
格とは何か
言語と言語の差異はどこにあるのか
グロセマティック、《全体言語学》として
言語類型論序説――言語の多様性、そしてその彼方へ
デカルトからイェルムスレウへ――言語への信頼感の回復
㈸ 愛と差別の言語学に向けて
固有名詞への愛を生きる――恋愛の記号論
愛と差異に生きるわたし――区別・差別・対立・差異をめぐって
愛の言語思想家、ザメンホフ――言語差別を超えて
【Column】ソシュール、バンヴェニスト、メルロ=ポンティ、ラカン、イェルムスレウ、メイエ、マルティネ、ロラン・バルト
失なわれた時の果てに
上記内容は本書刊行時のものです。