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イラストで出会う女性たちのいる美術史
隠されてきた「偉大な」芸術家の物語
- 出版社在庫情報
- 不明
- 書店発売日
- 2025年11月26日
- 登録日
- 2025年10月3日
- 最終更新日
- 2025年12月5日
紹介
なぜ偉大な女性芸術家は「いなかった」のか?
アルテミジア・ジェンティレスキ、マリア・ジビーラ・メーリアン、葛飾応為、ベルト・モリゾ、フリーダ・カーロ、リー・クラスナー、ルイーズ・ブルジョワ……
イラストとマンガで学ぶ、23人の語られなかった「美術の物語」。
ルネサンス、バロック、浮世絵、印象派、バウハウス、シュルレアリスム、現代美術まで──
本書は美術の歴史における重要な出来事や潮流を解説しながら、13世紀から現代にいたる23人の女性芸術家の歩みをたどり、これまでの美術史の「もう半分」とも呼べる世界を浮かび上がらせます。
「北斎の娘」とは、「マネのミューズ」とは、「ロダンの恋人」とは、「ポロック夫人」とは、誰だったのか。
男性の名前の影に隠されてきた女性たちを、ひとりの芸術家として見つめ直し、それぞれが驚くべき創造へと至った軌跡を明らかにします。
本書はまた、美術史家リンダ・ノックリンの立てた問い「なぜ偉大な女性芸術家はいなかったのか?」に対して、個々の芸術家の背景を踏まえて応答します。
女性たちを「美術の物語」から退けてきた社会の構造や制約を、フェミニズムの視点から解き明かしています。
豊富なイラストとマンガで、世代を超えて楽しめる、新しい美術史入門。
あなたの世界を広げ、知的好奇心を刺激し、ときには勇気づけてくれる一冊です。
【本書に登場するおもな女性芸術家】
カタリナ・ファン・へメッセン
ソフォニスバ・アングイッソラ
ラヴィニア・フォンターナ
アルテミジア・ジェンティレスキ
ユディト・レイステル
ラッヘル・ライス
マリア・ジビーラ・メーリアン
アンゲリカ・カウフマン
管道昇
文俶
葛飾応為
ベルト・モリゾ
メアリー・カサット
カミーユ・クローデル
マリアンネ・フォン・ヴェレフキン
マリアンネ・ブラント
レオノーラ・キャリントン
フリーダ・カーロ
タマラ・ド・レンピッカ
リー・クラスナー
ジョージア・オキーフ
アイダ・オキーフ
ルイーズ・ブルジョワ
目次
序文 女性芸術家になること 文/竜萩
まえがき 歴史上に偉大な女性芸術家はいたか?
なぜ偉大な女性芸術家はいなかったのか?
第1章 フランドルとイタリア 15~17世紀
芸術家は生まれつき芸術家なの?
カタリナ・ファン・へメッセン 私は芸術家 私を見て
誰が「偉大さ」を定義するの?──最初に美術史を書いた人
ソフォニスバ・アングイッソラ 歴史家に認められることがゴールじゃない
ラヴィニア・フォンターナ なぜ女性は女性のヌードを描けないの?
アルテミジア・ジェンティレスキ 「女性ヒーロー」の代弁者
第2章 オランダ、フランス、スイス、イギリス 17~18世紀
芸術は路上の露店で売れるもの?──オランダの公開芸術市場
ユディト・レイステル 美術界も嘘が嘘を呼ぶ?
宝物はみんなのもの──驚異の部屋から現代の博物館の誕生まで
ラッヘル・ライス 千金に値する花
マリア・ジビーラ・メーリアン 毛虫を美術史に残すにはどうすればいい?
待って、まさかイタリア人だけが何がよい芸術か定義できるの?
アンゲリカ・カウフマン 「絶対的に完璧」な女性芸術家なんて存在するの?
第3章 中国と日本 13~19世紀
彼女たちは忘れられる運命なの?
管道昇 乾隆帝は言った「書道であれ、絵画であれ、みな彼女から学ぶべきだ」
文俶 三百年来 中国の花鳥画にもっとも秀でた女性
絵はどこに現れる?──日本の応用美術
日常生活をめぐる芸術──浮世絵
葛飾応為 筆跡が見つからないのは私の助手としての美徳
第4章 フランス 19世紀
「ジャポニスム」
描いた後、どこで観てもらう?──愛と憎しみが入り混じるサロン・ド・パリ
サロン・ド・パリ
芸術家と評論家 どちらの意見に値打ちがある?──芸術家が一銭も受け取れずに勝つ
「現代生活の画家」になろう!
「印象派」の誕生
ベルト・モリゾ 光で光を表現する
メアリー・カサット 美術史上最初の「モダン・ウーマン」
印象派を売り込む──現代のアート市場の誕生
女性芸術家も《ダビデ》を創れる?
カミーユ・クローデル 彫刻家になろうとする女性はこんなにも情熱的
第5章 ロシア、ドイツ、フランス、メキシコ 20世紀
美術がどんどんわからなくなった!──モダニズムの「テーマ」
マリアンネ・フォン・ヴェレフキン 女性芸術家を創作から遠ざけるものとは?
バウハウス──現代生活を変える
マリアンネ・ブラント 金属で暮らしに魔法をかける
小便器の現代美術における重要性──ダダイズム
夢の中の自由──シュルレアリスム
レオノーラ・キャリントン 現実を逃れたらいつか幻想の王国へ行ける
フリーダ・カーロ シュールな現実こそ私の現実
タマラ・ド・レンピッカ 私は記録する ぜいたくに溺れた時代を
第6章 アメリカ 20世紀
隠された問題──女性芸術家はどこで仕事をする?
リー・クラスナー 心残りが私の創作の糧
ジョージア・オキーフ アイダ・オキーフ 世界で最も高値の女性芸術家と……誰?
ルイーズ・ブルジョワ 女性は裸にならないと美術館に入れないの?
あとがき
訳者あとがき
上記内容は本書刊行時のものです。





