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シティ・ポップ文化論  - フィルムアート社
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シティ・ポップ文化論 (シティポップブンカロン)

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四六判
価格 2,200円+税
ISBN
978-4-8459-2141-6   COPY
ISBN 13
9784845921416   COPY
ISBN 10h
4-8459-2141-3   COPY
ISBN 10
4845921413   COPY
出版者記号
8459   COPY
Cコード
C0073  
0:一般 0:単行本 73:音楽・舞踊
出版社在庫情報
在庫あり
書店発売日
登録日
2023年12月27日
最終更新日
2024年9月6日
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書評掲載情報

2024-05-18 朝日新聞  朝刊
評者: 山内マリコ(小説家)
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重版情報

2刷 出来予定日: 2024-06-06
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紹介

シティ・ポップから考える都市・音楽・イメージ

シティ・ポップを準備した70 年代の都市文化から80 年代の流行、そして2020 年代の世界的なリバイバルまで
現在進行系のカルチャーの輪郭を捉える9 つの講義を収録!

70~80年代の日本で流行し、近年、国内外のミュージシャンやリスナーから再発見されリバイバルしている「シティ・ポップ」。雑誌、書籍、テレビやラジオなど、さまざまなメディアで特集されるなど、シティ・ポップは今まさに再定義・再言説化されつつあるが、本書ではそうした議論を踏まえ、さまざまな領域を専門とする執筆者が、シティ・ポップを取り巻く流動的な状況と歴史を、多角的に分析する。

インターネットを中心に起きた現在のリバイバル、80年代当時の文化的状況、シティ・ポップを準備した都市文化の隆盛、世代を超えた評価の背景、アジアやアメリカなど諸外国での受容と展開など……シティ・ポップを起点に、都市、音楽、イメージ、そしてそれらの関係性について考えていく。

2022年に東京都立大学で開催され大きな話題となった連続講義が待望の書籍化。

目次

はじめに 日高良祐
第1講 ミームの幻視と音楽ビジネスの都市再開発 柴那典
第2講 シティ・ポップの「シティ」はどこか──ポピュラー音楽の都市論 加藤賢
第3講 シティ以前の東京から──移動と切断から考える都市文化 宮沢章夫
第4講 一地方都市としての東京──シティ・ポップの原風景 川村恭子・輪島裕介
第5講 記憶に埋め込まれた音楽 小泉恭子
第6講 上京者のポップ──そしてディスコから見たシティ・ポップ 輪島裕介
第7講 東南アジアのローカルな「シティ・ポップ」──シティ・ポップにカギ括弧をつける 金悠進
第8講 リバイバルのテクスチャー──スタジオ・ミュージシャンとテクノオリエンタリズム 大和田俊之
第9講 同時代としてのシティ・ポップ 江口寿史・楠見清

上記内容は本書刊行時のものです。