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デザインはどのように世界をつくるのか スコット・バークン(著/文) - フィルムアート社
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9784845920204

デザインはどのように世界をつくるのか

芸術
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四六判
240ページ
並製
定価 2,000円+税
ISBN
978-4-8459-2020-4   COPY
ISBN 13
9784845920204   COPY
ISBN 10h
4-8459-2020-4   COPY
ISBN 10
4845920204   COPY
出版者記号
8459   COPY
Cコード
C0070
一般 単行本 芸術総記
出版社在庫情報
在庫あり
書店発売日
登録日
2020年12月3日
最終更新日
2021年3月8日
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紹介

ノートルダム大聖堂の火災はなぜ止められなかったのか? セグウェイはどうして失敗したのか? 病院が居心地悪いのはなぜか?……それ全部デザインのせい!

工業製品やSNSのシステム、企業組織、都市計画の失敗と成功からこの世界の仕組みを解読する、誰もがデザインする時代の必読書。

太刀川英輔(デザインストラテジスト)
若林恵(編集者)推薦!


ノートルダム大聖堂の火災はなぜ止められなかったのか? セグウェイはどうして失敗したのか? 女性用トイレにだけ行列ができるのはなぜか? USBケーブルが半分の確率で入らない構造なのはどうして? 病院が居心地悪いのはなぜか?……ひとつでも気になったら、ぜひ本書の読者になることをおすすめします。その裏側にある仕組みを知れば、目の前にある世界の見方が変わるはずです。

マイクロソフトでシステムやウェブサイト、ユーザー・インターフェースなどのデザインを多数手がけてきた著者が、私たちの身の回りにある製品やシステム、都市計画などを「デザイン」というレンズで見つめ、その製品が失敗している理由や成功している理由を説得力のある説明でひも解いていきます。そこにはより民主的な社会をつくるためのヒントがたくさん詰まっています。

すべての章が、コンパクトで読みやすくまとめられていますが、そのなかでは「つくることとデザインすることの違い」「よいデザインとは?」「誰だって何かをデザインしている」「デザインはデザイン・チームの映し鏡」「解決策は問題を生み出す」といった章タイトルが示すように、それぞれ深い議論が行われています。本書を読めば「デザイン思考」「ソーシャルデザイン」「UX(ユーザーエクスペリエンス)」「顧客中心主義」など現在話題に上がっているデザイン用語を冷静に見つめ直すきっかけになるはずです。

また、読者が身の回りの世界を見つめ直すいい道具となる「デザイン・チェックリスト」や、より深くデザインの世界に飛び込む助けとなる参考資料のリストも用意。多くの読者にとって、世界を広げるための入り口として機能することでしょう。

新型コロナウイルスによって目の前の世界が変わり、テレワークの推進など働き方が変化しているなか、デザインを通して社会の構造を見つめ直す本書は、コロナ以後の世界を生きるために必要な新しい視座を教えてくれるはずです。

===

デザインとは形を通して社会に
関係性を生み出す統合的な知恵だ。
本書にはデザインの知恵を育む
ヒントが詰まっている。
太刀川英輔 (デザインストラテジスト/NOSIGNER代表)

「世の中にはびこる悪いデザインの大部分は、無能の結果と言っていい」……
ユーザー視点、顧客中心主義、直感的、使いやすさ、ニーズ、UX、デザイン経営などの流行り文句に踊らされる世の無能上司たちに、まずは本書を送りつけよう。
自分がその当人だったら? 暗記するまで読み込もう。
若林恵 (編集者/黒鳥社)

目次

はじめに

第1章 すべてのものにデザインがある
第2章 つくることとデザインすることの違い
第3章 よいデザインとは?
第4章 人間を第一に考える
第5章 誰だって何かをデザインしている
第6章 あなたの住む街で
第7章 スタイルはメッセージ
第8章 どう機能するかがデザイン
第9章 対価を払う人がいる
第10章 決めるのは権力者
第11章 デザインは動詞である
第12章 ポケットのなかにはチケットがひとつ
第13章 アイデアとシステム
第14章 デザインはデザイン・チームの映し鏡
第15章 どう考えるかが重要
第16章 価値とトレードオフ
第17章 デザインとは流れである
第18章 対立を生み出すデザイン
第19章 解決策は問題を生み出す
第20章 見方を変える――あなたの世界を改善するためのデザイン・チェックリスト

行動に移す――世界のデザインを改善するためにあなたができること
お勧めの参考資料

前書きなど

世界が今のように機能しているのはなぜなのか? その背景には隠れた理由が潜んでいる。本書では、「よいデザイン」というレンズを通して、その理由の数々を解き明かしていきたいと思っている。予備知識なんて必要ない。必要なのは好奇心だけだ。

私はこの数年、面白く、すらすら読めて、好奇心をくすぐり、記憶に残る本を書くために努力してきた。みなさんがこの本でそんな体験をしてくれることを願うばかりだ。昔から、私はこの世界のいろいろなものがうまく機能している理由、そしてうまく機能していない理由に、ずっと興味を持ってきた。本書を通じて、みなさんの心にも同じような情熱を呼び起こせたらうれしい。(「はじめに」より)

著者プロフィール

スコット・バークン  (スコット・バークン)  (著/文

スコット・バークン(Scott Berkun)
1994年、カーネギーメロン大学を卒業後、マイクロソフトやワードプレス・ドット・コムに勤務。製品のシステムやウェブサイト、ユーザー・インターフェースなどのデザインを多数手がけ、長きにわたりプロジェクト・チームのリーダーとして活動する。2003年以降は作家および講演活動に専念。『ニューヨーク・タイムズ』『ワシントン・ポスト』『ガーディアン』などに寄稿するほか、CNBC、MSNBC、CNNといったメディアへも出演している。邦訳書に『アート・オブ・プロジェクトマネジメント――マイクロソフトで培われた実践手法』『イノベーションの神話』『パブリックスピーカーの告白――効果的な講演、プレゼンテーション、講義への心構えと話し方』(以上、オライリー・ジャパン)、『マイクロソフトを辞めて、オフィスのない会社で働いてみた』(新潮社)がある。

千葉敏生  (チバトシオ)  (翻訳

1979年、神奈川県生まれ。早稲田大学理工学部数理科学科卒業。2006年よりフリーランスの翻訳家として活動。主な訳書に『スタンフォード式 人生デザイン講座』『デザイン思考が世界を変える――イノベーションを導く新しい考え方 アップデート版』(以上、早川書房)、『クリエイティブ・マインドセット――想像力・好奇心・勇気が目覚める驚異の思考法』(日経BP)、『貧困を救うテクノロジー』(イースト・プレス)、『スペキュラティヴ・デザイン 問題解決から、問題提起へ。――未来を思索するためにデザインができること』(ビー・エヌ・エヌ)などがある。

上記内容は本書刊行時のものです。