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あのころ、天皇は神だった ジュリー・オオツカ(著/文) - フィルムアート社
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あのころ、天皇は神だった

四六判
192ページ
価格 2,300円+税
ISBN
978-4-8459-1706-8
Cコード
C0397
一般 全集・双書 外国文学小説
出版社在庫情報
在庫あり
初版年月日
2018年9月
書店発売日
登録日
2018年9月3日
最終更新日
2018年11月8日
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書評掲載情報

2018-11-10 朝日新聞  朝刊
評者: 西崎文子(東京大学教授・アメリカ政治外交史)

紹介

第二次世界大戦中のアメリカで、強制退去によって追われた日系人の一家。
彼らはユタ州の砂漠にある収容所に送られる。家族それぞれの視点から語られる、有刺鉄線の内側で過ごす日々……。
オオツカの長編デビュー作、待望の新訳。

「かつて、「日本人」であるというだけで、囚われたひとたちがいる。ひどいめにあわされたひとたちがいる。かれらの普通の日々を狂わせたのは、「神」だった」
――温又柔(小説家)

「歴史のけたたましい音の下でひっそりと息を殺していた、名もなき声の数々が、物語のなかでこだまする。不穏で、残酷で、そして美しい言葉が」
――藤井光(アメリカ文学研究者)

【内容紹介】
カルフォルニア州バークレーで暮らす日系アメリカ人家族に突然訪れた不幸。
パール・ハーバーの夜、父親が尋問のためFBIに連行された。
そして翌1942年春のある晴れた日、街のいたるところにあの告知が現れた。「強制退去命令十九号」。
残された母親とその子ども二人が、込み合う列車に乗り込み、たどり着いたのは、ユタの埃っぽい砂漠の有刺鉄線で囲われたバラックの町だった…。

「天皇が神だった」あの時代、名もなき家族の人生が深く、大きくゆさぶられる…。

『屋根裏の仏さま』でPEN/フォークナー賞を受賞した、ジュリー・オオツカのデビュー作が小竹由美子の新訳で復刊。

目次

強制退去命令十九号
列車
あのころ、天皇は神だった
よその家の裏庭で
告白
  訳者あとがき

著者プロフィール

ジュリー・オオツカ  (ジュリーオオツカ)  (著/文

1962年、カリフォルニア州パロアルトに生まれる。父は戦後渡米した一世で母は二世。イェール大学で絵画を学び、コロンビア大学大学院で美術学修士号取得。二人の弟は弁護士と政治哲学及び倫理学講師。2002年、大学院在学中に書き始めた本書でデビュー、注目を浴び、アレックス賞、アジア系アメリカ人文学賞を受賞。2004年、グッゲンハイム奨学金を受ける。2011年、二作目の『屋根裏の仏さま』を刊行、PEN/フォークナー賞、フランスのフェミナ賞外国小説賞、ドイツのアルバトロス文学賞ほかを受賞、全米図書賞最終候補となった。

小竹由美子  (コタケユミコ)  (翻訳

1954年、東京生まれ。早稲田大学法学部卒業。訳書にアリス・マンロー『イラクサ』『ディア・ライフ』『ジュリエット』、ジョン・アーヴィング『神秘大通り』『ひとりの体で』、ジュリー・オオツカ『屋根裏の仏さま』(共訳)、ネイサン・イングランダー『アンネ・フランクについて語るときに僕たちの語ること』、ジム・シェパード『わかっていただけますかねえ』など。

上記内容は本書刊行時のものです。