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図説 企業の論点 野中 郁江(編集) - 旬報社
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図説 企業の論点 (キギョウノロンテン)

ビジネス
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発行:旬報社
四六判
208ページ
定価 1,500円+税
ISBN
978-4-8451-1698-0   COPY
ISBN 13
9784845116980   COPY
ISBN 10h
4-8451-1698-7   COPY
ISBN 10
4845116987   COPY
出版者記号
8451   COPY
Cコード
C0036  
0:一般 0:単行本 36:社会
出版社在庫情報
不明
初版年月日
2021年5月
書店発売日
登録日
2021年4月7日
最終更新日
2021年4月23日
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紹介

企業を知らなければ現代社会は理解できない。企業ガバナンス、ファンド、株主主権、ポスト・コロナの企業経営、内部留保、働き方改革、ウーバーイーツ、ハラスメント、ジェンダー平等、GAFAM、SDGs、タックスヘイブン、地球温暖化、フェアトレード、サスティナビリティ……39のキーワードから企業とは何かを考える。わかりやすい図説の経済入門書。

目次

第1章 株価重視で変わる日本の企業

1 企業とは何か――問われる企業ガバナンス
2 変わる株主――日本における株式所有構造の変化と株主の匿名化
3 モノ言うファンドと企業・社会
4 ROE重視経営-株主のための「攻め」のガバナンス
5 キーワード 日本企業の支配構造
6 自社株買いを進める大企業
7 株主価値経営と経営者
8 会社法の変化から見えてくること
9 会社は誰のものか――日本的経営と株主主権論

第2章 企業が生み出す富と社会

1 わが国の企業構造
2 企業は儲け力を上げてきた――2008-2018年
3 働く人にとっては利益よりも付加価値が重要――付加価値分析(1)
4 アベノミクスで増えた富の行先は?――付加価値分析(2)
5 積みあがる内部留保とその問題点
6 税制のありようと企業課税――応能負担原則が大事
7 東日本大震災・原発問題と電力会社
8 アベノミクス「3本の矢」の検証
9 アベノミクスと作られた株価

第3章 働く人と企業

1 働き方改革と企業
2 過労死事件とブラック企業
3 非正規雇用として働く
4 コンビニオーナーを追い込む「会計の罠」
5 ウーバーイーツは、「便利で自由」?
6 企業におけるハラスメント
7 ジェンダー平等を目指して――日本で女性が働くということの現状
8 会社再建と整理解雇:JAL事件
9 企業再編・純粋持株会社と労働者
10 働く人の法律、労働法
11 広がる労働組合の役割
12コロナ危機のもとで深刻化する労働問題

第4章 私たちの未来 企業と地球・市民

1 持続可能な世界を求めて
2 サプライチェーンと人権
3 タックスヘイブンに隠される企業の富――グローバル企業の税逃れと租税国家のゆくえ
4 企業と原発 
5 企業と地球温暖化問題 
6 クラウドファンディングとコロナ
7 社会的企業の機能と役割――イギリスの事例から
8 SDGs(持続可能な開発目標)とESG投資
9 フェアトレードとサスティナビリティ

著者プロフィール

野中 郁江  (ノナカイクエ)  (編集

明治大学商学部教授。東京生まれ。東京教育大学文学部卒業。専攻は会計学、経営分析論。著書に『現代会計制度の構図』(大月書店・2005年)、『国有林会計論』(筑波書房・2006年)など。

三和 裕美子  (ミワユミコ)  (編集

明治大学商学部教授。ミシガン大学客員教授(2006年~2008年)。専門は、コーポレート・ガバナンス、機関投資家の社会的責任投資。著書に『機関投資家の発展とコーポレート・ガバナンス』(日本評論社・1999年)など。

上記内容は本書刊行時のものです。