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挑戦を受ける労働基本権保障
検証・関西生コン事件①
発行:旬報社
A5判
96ページ
定価
800円+税
- 初版年月日
- 2021年4月15日
- 書店発売日
- 2021年4月19日
- 登録日
- 2021年4月20日
- 最終更新日
- 2021年4月20日
紹介
業者団体と警察・検察が一体となった組合弾圧=「関西生コン事件」がはじまって4年。
労働法研究者、自治体議員、弁護士の抗議声明が出され、
労働委員会があいついで組合勝利の救済命令を下す一方、
裁判所は産業別労働組合への無知・無理解から不当判決を出している。
あらためて「関西生コン事件」の本質、不当判決の問題点を明らかにする!
目次
刊行にあたって……… 小谷野毅
まともな労働組合の受難――全日本建設運輸連帯労組関生支部刑事訴追裁判鑑定意見書………熊沢 誠
1 検察および警察のみる関生支部――視点の歪み・視野の狭窄
2 労働組合・関生支部の実像
3 関生支部弾圧の背景と司法判断の影響
4 むすびにかえて
「関西生コン事件」と労働法理――「加茂生コン事件」を中心として………吉田美喜夫
1 「加茂生コン事件」の概要と判決の検討視角
2 労働組合の結成と形態
3 労働基本権の確立と法的核心
4 組合活動の目的と基本課題
5 「加茂生コン事件」判決の問題点と法的課題
6 労働基本権の発展の課題
大阪ストライキ事件判決批判――産業別労働組合についての無知・無理解………宮里邦雄
1 判決の内容
2 判決に対する批判
3 大阪第一次事件判決についての補足
上記内容は本書刊行時のものです。