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日々のぽかん体操 川﨑智子(著/文) - 雷鳥社
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日々のぽかん体操 (ヒビノポカンタイソウ)

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発行:雷鳥社
B6変形判
224ページ
価格 1,800円+税
ISBN
978-4-8441-3807-5   COPY
ISBN 13
9784844138075   COPY
ISBN 10h
4-8441-3807-3   COPY
ISBN 10
4844138073   COPY
出版者記号
8441   COPY
Cコード
C0077  
0:一般 0:単行本 77:家事
出版社在庫情報
在庫あり
書店発売日
登録日
2024年6月24日
最終更新日
2024年11月26日
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紹介

日常の動作を体操に変える

文字をかく 布団にもぐる 光をあびる 本をよむ
ことばひとつで体がうごく、動詞の整体。

 本書は自分の体と心地よく、機嫌よく過ごすための整体体操の本です。1年をとおして、季節に応じた体操を10日ごとに「動詞」でご紹介しています。その時期の気温や天候などの変化に応じて体を動かすことで、体調や気分が安定していきます。日常の動作を体操に変えて、日々の体と心を「ぽかん」とすっきり軽くしませんか?

・36個の動詞体操をご紹介。1月から12月まで、日めくりカレンダーのように読みたいページから読めます。

・春の不安や不眠、夏の疲れや体の火照り、冬の緊張など……季節ごとのさまざまな不調への対処法や体のゆるめ方についても書かれています。簡単な体操なので、職場や電車のなかでも行えます。

・動詞体操のほか「よく眠れる体操」「むくみをほぐす体操」「汗をかく体操」「頭がすっきりする体操」など、実用的な体操もイラスト付きで約40個掲載。「七夕に願いをかける体操」、「あく抜き体操」など、ユーモアですこし変わった体操も織り交ぜています。ワタナベケンイチさんによるイラストでお楽しみください。

目次

1月1日「かく」   1月10日「ひらく」   1月20日「もぐる」
2月1日「なげる」  2月10日「ひろう」   2月20日「あびる」
3月1日「かざる」  3月10日「おく」    3月20日「かがむ」
4月1日「ふく」   4月10日「こする」   4月20日「あたる」
5月1日「かぐ」   5月10日「まげる」   5月20日「ふれる」
6月1日「のばす」  6月10日「ねじる」   6月20日「おす」
7月1日「ふる」   7月10日「かける」   7月20日「ゆらす」
8月1日「とかす」  8月10日「おろす」   8月20日「まぜる」
9月1日「とじる」  9月10日「ひく」    9月20日「とる」
10月1日「つなぐ」 10月10日「とまる」   10月20日「めぐる」
11月1日「よむ」  11月10日「のせる」   11月20日「くむ」
12月1日「すわる」 12月10日「たつ」    12月20日「ねる」

前書きなど

 はじめまして。整体指導者の川崎智子です。本書を手にとってくださり、ありがとうございます。この本は、じぶんの体と心地よく、機嫌よく過ごすための整体体操の本です。一年をとおして、季節に応じた体操を十日ごとに「動詞」でご紹介しています。
 季節がめぐるとき、私たち人間の体や心の状態にも変化があります。冬は寒くて外に出たくなかったり、夏は暑くて頭がぼーっとしてしまったり。さらに、体には呼吸・心拍数などのリズムがあります。整体では"体の波"と呼んでいますが、この波がだいたい十日ごとに変化して、体と心の低調・好調期に影響しているのです。そのため、本書では十日をひとつの区切りとしました。"体の波"と季節のリズムを観察してうまれたのが、今回ご紹介する「動詞の体操」です。その時期の気温や天候などの変化に応じて体を動かすことで、体調や気分が安定します。
 この体操は、「書く」、「立つ」など、ふだん何気なくみなさんが行っている日常の動作をベースにしました。「体操」=「体」を「操」る、と書くように、じぶんで意識して体を動かすことで、ただの動作が体操に変わります。言葉ひとつで体を動かせるので、かんたんに実践できると思います。日常の動作を体操に変えて、体を元気に、そして「ぽかん」と楽にしていきませんか?
 あくびをしているとき、我を忘れて夢中になった後、空を見てぼうっとしているとき……それらすべてが「ぽかん」です。体がゆるんで、楽になる。空っぽになって、軽くなる。日常生活のなかに、「ぽかん」の瞬間はたくさんあります。そして、じぶんでも「ぽかん」を作ることができるのです。
 本書をとおして、みなさんの体と心がすっきり軽くなっていただけたら幸いです。

版元から一言

人間はだれでも「今日は調子がいいな」、「今日はなんでもやれそうな気がするな」など、気分が変わることがあります。それはじぶんの問題ではなく季節によって引き起こされる感情でもあるのです。たとえば梅雨の時期はなかなかやる気が起こらなかったり、体がだるかったりしますが、それは梅雨の湿気によって汗をうまく発散できず、感情が鬱屈としてしまうから。本書では梅雨の体操を「のばす」、「まげる」として、体を伸ばしたり曲げたりしながら汗をたくさんかくことで、鬱屈とした気分が晴れていくことを伝えています。こののように、本書では1月から12月まで、気温や天候の変化に応じた体の動かし方を動詞で分けました。

じぶんの不調がじぶんの問題ではなく、季節によってもたらされているものだと思えたら、心も楽になります。だれでも簡単に行えることばの体操で、体を「ぽかん」とすっきり軽くなっていただくことが本書の目的です。

著者プロフィール

川﨑智子  (カワサキトモコ)  (著/文

文:川﨑智子 1970年5月5日宮崎県生まれ。2歳より絵を描き始め、20代まで画家として過ごす。33歳で「野口整体」に出会う。自己観察と活元運動によって不調が回復し、元気になる。35歳で気を独学後、整体指導者として整体活動を開始する。現在「と整体」を主宰し、主に高尾で整体指導を行っている。パートナーと茶トラ猫との3人家族。主な著書に『整体対話読本 ある』(共著)、『整体対話読本 お金の話』(共著)、『整体対話読本 こどもと整体』(共著)(すべて土曜社より刊行)、ほか『私の自己観察手帖』(観察と編集)など。

ワタナベケンイチ  (ワタナベケンイチ)  (イラスト

絵:ワタナベケンイチ 1976年2月18日生まれ。イラストレーター、アーティスト。右利き。1996年より立花文穂に師事。1999年西瓜糖にて初個展。2000年HBファイルコンペ藤枝リュウジ大賞受賞。雑誌、広告、演劇ポスター等のイラストや、絵本、書籍などの装画・挿画を手掛ける。主な書籍に『暇と退屈の倫理学』國分功一郎/著(太田出版)、『ギケイキ1・2・3』町田康/著(河出書房新社)、『まいにちをよくする500の言葉』松浦弥太郎/著(PHP研究所)など多数。

上記内容は本書刊行時のものです。