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日本近代文学との戦い : 後藤明生遺稿集
発行:柳原
縦200mm
316, 2ページ
価格情報なし
- 初版年月日
- 2004年4月
- 登録日
- 2017年1月17日
- 最終更新日
- 2017年1月17日
紹介
二葉亭、漱石、学生、私語、ウーロン茶、シーシー蝉、雨戸、文部省文体…と格闘する"内向の世代"の作家=後藤明生の遺稿集。連作小説集(表題作)の他、講演・講義録・エッセイ・談話・書評等、"千円札文学論"にもとづく多彩な「格闘」の軌跡を浮き彫りにする。
目次
1 日本近代文学との戦い(私語と格闘
二葉亭四迷の罠
楕円と誤植 ほか)
2 謎の探求、謎の創造(三角関係の輻輳-「鍵」の対話的構造
モノローグとダイアローグ-梅崎春生『幻花』と武田泰淳『目まいのする散歩』
講義録より-二葉亭四迷『浮雲』 ほか)
3 出会いと伝説(新庄嘉章先生と私
消えた座談会
不思議な発見 ほか)
ふっと思い出す話(私の中の「ふるさと」
1994年の極私的総括
エッセイ集と小説集 ほか)
麓迷亭通信(麓迷亭通信
栗とスズメ蜂)
上記内容は本書刊行時のものです。