書店員向け情報 HELP
出版者情報
改訂モデル・コアカリキュラム対応 薬学生のための臨床実習
- 初版年月日
- 2020年7月
- 書店発売日
- 2020年7月17日
- 登録日
- 2020年7月2日
- 最終更新日
- 2020年7月3日
紹介
薬学実務実習、特に病院実務実習(臨床実習)では、自宅で療養することができない患者の薬物治療を理解・実践する必要があり、それにほか医師、看護師などの医療専門職、他職種との協働が重要となります。そのため、薬学生のうちから「カルテが読める」ことに慣れておくことが臨床実習では重要になってきます。
本書は、薬学生が臨床実習において「カルテが読める」ことに取り組めるように「現場に即した実習」に軸足を置いた内容構成にしました。
また、改訂モデル・コアカリキュラムの「実務実習で学ぶべき代表的な8疾患」を具体的症例として採り上げ(実習編Case1~10の10症例)、これらの症例をベースに、カルテを通して薬学生がどのように考え、指導薬剤師とのディスカッションをし、どのように医師に処方提案していくかという一連の流れを対話形式で掲載しました。
学ぶ側(薬学生)はもちろん、教える側(指導薬剤師)も活用できるとともに、薬学教育における臨床実習の充実に役立つ1冊。
目次
◆解説編
1 改訂薬学教育モデル・コアカリキュラムと学習成果基盤型教育(OBE)
2 実務実習で磨く感性
◆実習編
症例を学ぶ前に
Case1 高血圧症
Case2 心疾患-急性心筋梗塞
Case3 脳血管障害-脳梗塞
Case4 糖尿病
Case5 免疫・アレルギー疾患-気管支喘息
Case6 感染症-市中肺炎に対する抗菌薬適正使用とTDM
Case7 感染症-発熱性好中球減少症(FN)
Case8 がん-大腸がん(S状結腸がん)
Case9 がん-悪性リンパ腫
Case10 精神神経疾患-統合失調症
Case11 曝露対策
◆資料編
薬剤師として求められる基本的な資質
病院実務実習評価原案(H30 日本病院薬剤師会版)
代表的8疾患に分類される具体例
上記内容は本書刊行時のものです。