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富岡多惠子論集「はぐれもの」の思想と語り
発行:めるくまーる
4-6
縦196mm
横133mm
厚さ22mm
重さ 445g
320ページ
上製
価格
2,500円+税
- 出版社在庫情報
- 在庫あり
- 初版年月日
- 2021年1月22日
- 書店発売日
- 2021年1月22日
- 登録日
- 2020年12月24日
- 最終更新日
- 2021年1月25日
紹介
再び台頭する若い世代の差別への抗議に応えジェンダー制度を見つめ直した一冊。
制度化された生と性の物語に回収されることを拒否する富岡多惠子のはぐれものたち――本書は、富岡文学の前衛性を明らかにし、差別の構造を解体するラディカルな表現を分析したフェミニズム批評である。
目次
序文――富岡多惠子と場所の記憶 水田宗子
▷水田宗子
家族のトラウマと語り――『逆髪』まで
富岡多惠子の「語り」と女性のナラティヴ――『動物の葬禮』と参列者
「冬の国」からの旅、ガリヴァーの行かなかった共和国へ
――『ひべるにあ島紀行』
▷北田幸恵
異形とジェンダー越境――『逆髪』を読む
〈哀れな女〉から〈自由なハグレ者〉へ
――富岡多惠子の評論「女の表現」におけるハウスキーパー像の転換
▷長谷川 啓
富岡多惠子の過激な反逆精神
――『砂に風』『波うつ土地』『白光』をめぐって
▷デイヴィッド・ホロウェイ(和智綏子・訳)
恥辱を超越する身体――性、聖域、そして『芻狗』
▷リー・エヴァンス・フリードリック(和智綏子・訳)
天邪鬼の声:富岡多惠子による拒否の詩
▷与那覇恵子
富岡多惠子の詩の世界
富岡多惠子の文学世界――年譜風に
富岡多惠子・著作目録
上記内容は本書刊行時のものです。