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在庫ステータス
在庫あり
取引情報
直接取引:あり(その他)
フランス保護国時代のカンボジア
発行:めこん
A4判
縦310mm
横218mm
厚さ80mm
重さ 4500g
1198ページ
価格
50,000円+税
- 出版社在庫情報
- 在庫あり
- 初版年月日
- 2019年1月1日
- 書店発売日
- 2019年1月10日
- 登録日
- 2020年3月24日
- 最終更新日
- 2020年4月8日
紹介
本書は、A.シルベストル(1879-1937)による『カンボジアの行政』(1920)、20世紀初頭のカンボジア語紙『ナガラワッタ』の2冊組である。
『カンボジアの行政』の原著者シルベストルは、カンボジアの高等弁務官、インドシナ総督代行を歴任、自ら行政学校でも教鞭をとった。本書の底本のクメール語版は、カンボジアの国立公文書館、およびフランス、ヴァンセンヌの国防省歴史資料部に所蔵されている。このテキストで行政の在り方を学び、その後、クメール政府の官員となった多くのクメール人が『ナガラワッタ』の読者や支持者となったと考えられる。本訳書『カンボジアの行政』では、訳者による丁寧な訳注があり、巻末には語彙集が付けられている。
『ナガラワッタ』は、1936年12月から1942年7月までカンボジアで発行されていた民間のクメール語新聞である。新聞紙名の「ナガラワッタ」は、クメール民族の象徴ともいえるアンコール・ワットを意味する。本訳書では底本としたマイクロフィルム(ACRPPが1975年に作成した、全2巻)のうちの第1巻に収録されている第8号(1937年2月6日発行)から第149号(1939年12月30日)に掲載されているほぼすべての構成要素(国内ニュース、海外ニュース、社説、投書欄、物価一覧、昇格・合格者一覧、広告欄など)を翻訳したものである。また、訳注には、背景にどのような事情があるのか、といった解説や、『カンボジアの行政』との関連についても書かれている。
目次
第1分冊 カンボジアの行政
第2分冊 ナガラワッタ
上記内容は本書刊行時のものです。