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インドネシアの基礎知識 加納啓良(著) - めこん
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アジアの基礎知識 3

インドネシアの基礎知識

発行:めこん
A5判
縦215mm 横153mm 厚さ17mm
重さ 440g
228ページ
上製
価格 2,000円+税
ISBN
978-4-8396-0301-4
Cコード
C0330
一般 全集・双書 社会科学総記
出版社在庫情報
在庫あり
初版年月日
2017年2月
書店発売日
登録日
2017年2月7日
最終更新日
2017年3月7日
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紹介

インドネシアのことを知りたいと思う人が最後まで一気に読めて、基本的な情報がすっと頭に入る。

〇読みやすい・・・研究者がひとりで執筆→全体のまとまりがある。
〇理解しやすい・・・各節2~4ページ。写真・図版・地図を多用。
〇必要最小限の知識・・・詳しくなりすぎない。固有名詞より流れや構造を重視。〇読者の立場に立ったレイアウト・・・細部まで気を配り、親切に。

目次

1 インドネシアはどんな国か

世界最大の島国
2億人を超える大人口
1つの民族と多様な種族
「インドネシア」の語源と成り立ち
国語が支える国の統一

2 自然と地理

「火の輪」が作った火山列島
赤道直下の熱帯性気候
3つの時間帯

3 歴史

原始時代のインドネシア
仏教・ヒンドゥー諸王国の時代
イスラームの浸透と拡大
植民地化とオランダ領東インド
インドネシア共和国の成立と発展

4 政治と行政

スカルノ時代のインドネシア
スハルト時代のインドネシア
民主化(レフォルマシ)時代のインドネシア
地方自治の強化と発展
ユドヨノ政権からジョコ・ウィドド政権へ

5 経済と産業

経済成長の軌跡所得の上昇と中進国への転換
産業構造の変化
農林水産業、鉱業、製造工業の細目
直接投資の推移
外国貿易

6 対外関係

オランダ支配からの脱却と対米関係
非同盟政策と「自主・積極」外交
対日関係
中国との関係
ベトナム、韓国・北朝鮮との関係
ASEAN諸国などとの関係


7 社会と宗教

人名から見える社会構造
華人系インドネシア人
インド系・アラブ系インドネシア人
「唯一神」原則と複数の公認宗教 (1)イスラーム
「唯一神」原則と複数の公認宗教 (2)イスラーム以外の五宗教
各地に残る王宮と王族

8 地域の横顔

ジャワ
スマトラ
カリマンタン
バリとヌサテンガラ
スラウェシ
マルク諸島とパプア

9 11人の正副大統領

スカルノ
M・ハッタ
スハルト
ハムンクブウォノ九世
アダム・マリク
B・J・ハビビ
A・ワヒド
メガワティ
S・B・ユドヨノ
ジョコ・ウィドド
ユスフ・カラ

前書きなど

1インドネシアはどんな国か


世界最大の島国

 インドネシアは大きい国だ。国土面積は一九一万平方キロメートルで日本の約五倍、これは世界に現存する一九六ヵ国(二〇一五年四月現在)のうち、一四番目に大きい。だが、そのうち五大陸に国土をもたない島国(四三ヵ国、独立国ではないグリーンランドなどを含まず)だけを取り出すと、国土面積で見ても人口で見ても、インドネシアが断然世界一である。公表されている島の数で見ても、インドネシアは一三,四六六の島(二〇一三年の改定値)から成り、フィリピン(七,一〇九島)、日本(六,八五二島)を大きく上回る世界最多の群島国家だ。面積の大きい順にインドネシアの主な島を挙げると、パプア(英語ではニューギニア、総面積八〇・九万平方キロメートルのうち四一・六万平方キロがインドネシア領)、カリマンタン(英語ではボルネオ、総面積七四・六万平方キロのうち五四・四万平方キロがインドネシア領)、スマトラ(四七・四万平方キロ)、スラウェシ(英語ではセレベス、一八・九万平方キロ)、ジャワ(一二.七万平方キロ)の順になる。これらはそれぞれ、世界の島々のなかでも面積の順位で、第二、三、六、一一、一三位の位置を占める。

著者プロフィール

加納啓良  (カノウヒロヨシ)  (

東京大学名誉教授。
東京大学経済学部卒業後、10年間アジア経済研究所で中・東部ジャワの現地調査を中心にインドネシア農村経済の研究に従事。その後東京大学東洋文化研究所に転じ、30年以上インドネシアを中心に東南アジアの経済・社会の研究を担当。1993年に立ち上げられた「日本インドネシアNGOネットワーク」(JANNI)の創設にも関わり、現在も運営委員会代表を務めている。1997年から2008年まで東京大学がJICAのプロジェクトとして行なったインドネシア大学日本研究センターへの研究協力にも携わった。
主要著書『インドネシア農村経済論』(勁草書房、1988年)、『現代インドネシア経済史論』(東京大学出版会、2004年)、『インドネシアを囓る』(めこん、2003年)、『インドネシア検定』(監修、めこん、2010年)、『東大講義 東南アジア近現代史』(めこん、2012年)など。

上記内容は本書刊行時のものです。