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すべての瞬間が君だった きらきら輝いていた僕たちの時間
- 書店発売日
- 2020年5月28日
- 登録日
- 2020年4月29日
- 最終更新日
- 2020年6月2日
紹介
韓国でたちまち
大ベストセラー50万部突破!
これは、韓国のSNS、エンタメ業界が熱狂した
胸がしめつけられるほど甘く、もどかしい運命のお話――。
あのK-POPアイドルも愛読と噂される、
不器用ながらも温かい恋と人生と「君と僕」を
みずみずしく綴った、心に染みわたるエッセイ――。
「こんなにめちゃくちゃで勝手な世の中を
しょっちゅう悲しみ
ときどき笑いながら
耐え抜いているあなたは
もしかしたら本当にすごい人なのかもしれない」
* * * * *
日本の読者のみなさんへ、著者からのメッセージ
『すべての瞬間が君だった』の著者ハ・テワンです。
日ごろから、旅行に出かけたい国は?と尋ねられると、
なにはともあれ決まって日本と答えていました。
日本文化のもつ繊細さや、きめの細かい色使いなどに、
強く惹かれるものがあるのかもしれません。
僕のつたない思いを文字にしたものが、
日本の読者のみなさまにとって、ささやかながらも
心癒されるものとなれば幸いに思います。
あなたの時間はけっして無駄なものじゃない。
僕らの今日という1日は、
けっして無意味なものじゃなかったのです。
――ハ・テワン
* * * * *
きみだけだ
きみがどんな人か知りもしない人が
きみを苦しめるために、わざわざ吐き出した言葉を
いつまでも胸の奥に留めておくと
最後にダメになってしまうのはきみなんだよ。
だからどうか折れないでほしい。
傷つかないでほしいんだ。
* * * * *
不思議な日
わけもなくこんな気分になる日ない?
誰かをぎゅっと抱きしめて泣いてしまいたい日。
でも笑っちゃうのは
きまってそういう日は
ぼくの隣に誰もいない。
ほんとうに。
* * * * *
最後はきみが勝つのさ
すべてにおいて
無条件にトップを目指そうと欲を出せば
そのプレッシャーに耐えかねて
倒れてしまうにきまってる。
きみはそれ以上でもそれ以下でもない
今できるだけのことをすればいい。
きみの能力が足りないからといって指を差してくるような人たちは
自分の下しか見ていない人にすぎない。
きみはただ
できるかぎりのことを続けながら
少しずつ、本当に少しずつ、上昇していけばいい。
一番大切なのは
その瞬間と状況にベストをつくすことだから。
負けたって関係ない。
上を見続けて、少しずつ向上し
目次
プロローグ すべての瞬間には、どれくらいたくさんの感情があるのだろう?
<b>1 心配ごとはしばし忘れて――考えすぎて眠れぬ夜を過ごしているきみに</b>
ささやかなゆとりをきみに/自分を心から好きになる方法/きっといい人に出会えるはず/誰かを愛するということ/不思議な日/最近、どうして? ってくらいにいろいろとつらいよね?/きみは花のように咲いているだけでいい/今日も1日ありがとう/自信と肯定/その1日は無意味じゃない/きみが幸せだといい/日常に疲れたときにぜひ読んでほしいこと/最後はきみが勝つのさ/涙が出るほど美しくも悲しい映画の主人公
<b>2 2人だけの季節が始まろうとしている――この瞬間、愛するきみに</b>
幸せでいよう、ぼくたち/不器用な始まり/きみと一緒の暗闇ならば/これからはいいことが起きるよ/暖かな色で彩られた心/きみと暮らしたい季節/なにひとつうまくいかない瞬間には/こんな恋を/今はもう、一瞬のときめきよりも安らぎのほうがずっと大切/春だからといって暖かくなくてもいい/今、ぼくのそばにいる人たちは、はたしていつまでぼくの味方でいてくれるだろうか
<b>3 疲れた1日の終わりに――温かいねぎらいの言葉が必要なきみに</b>
がんばったね、本当に/全力をつくす時間/きみが笑うとぼくもうれしい/ぼくの取り扱い説明書/時間が残してゆくもの/見上げた空と夕暮れ/きみは前だけを見ながら生きればいい/あなたは、本当にきれいで素敵な人/ささやかな感動の重要性/春よ、きみに似た/ぼくの隣にはいつだってきみにいてほしい/けんかしても、背を向けたりしないようにしよう/この世のすべての美しさをきみに/冷たい夜/持ち主を失った記憶
<b>4 さよなら ぼくのすべての瞬間――人に、恋に、傷ついたきみに</b>
きみのことが好きで不安なぼく/恋をすると不思議なほど似てくる/傷ついたぶんだけ強くなれるように/きみは、かなり魅力的な人だから/香りで記憶される人/自分だけ小さく思えるとき/来ることのない連絡/この愛に後悔はない/いっそのこと知らないほうがよかった/彼女の不安をそのままにしないで/今も覚えてる/もしかしたら別れは愛の過程なのかも/ぼく1人が愛していたんだった
エピローグ ありがとう ぼくのすべての瞬間の人
上記内容は本書刊行時のものです。