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鉄路の果てに 清水 潔(著/文) - マガジンハウス
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鉄路の果てに (テツロノハテニ)

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四六判
縦188mm 横130mm 厚さ17mm
256ページ
定価 1,500円+税
ISBN
978-4-8387-3097-1   COPY
ISBN 13
9784838730971   COPY
ISBN 10h
4-8387-3097-7   COPY
ISBN 10
4838730977   COPY
出版者記号
8387   COPY
Cコード
C0095  
0:一般 0:単行本 95:日本文学、評論、随筆、その他
出版社在庫情報
不明
書店発売日
登録日
2020年4月21日
最終更新日
2020年4月25日
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書評掲載情報

2020-06-27 朝日新聞  朝刊
評者: 武田砂鉄(ライター)
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紹介

「だまされた」
父が遺したメモを手掛かりに、
気鋭のジャーナリストが戦争を辿る。
いつの時代も、国は非情だ。

本棚で見つけた亡き父の「だまされた」というメモ書き。
添えられた地図には、75年前の戦争で父が辿った足跡が記されていた。
どんな思いで戦地に赴き抑留されたか。
なぜ、犠牲にならねばならなかったか。
薄れゆく事実に迫るために、韓国・中国・ロシアへ。

国は過ちを
繰り返してきた。
何度も。
これからも。

目次
序章 赤い導線
1章 38度線の白昼夢
2章 ここはお国を何百里
3章 悲劇の大地
4章 ボストーク号
5章 中露国境
6章 シベリア鉄道の夜
7章 抑留の地
8章 黒パンの味
9章 バイカル湖の伝説
終章 鉄路の果てに


著者プロフィール

清水 潔  (シミズ キヨシ)  (著/文

1958年東京都生れ。ジャーナリスト。
日本テレビ報道局記者/特別解説委員、早稲田大学ジャーナリズム大学院非常勤講師など。
新聞社、出版社にカメラマンとして勤務の後、新潮社「FOCUS」編集部記者を経て日本テレビ社会部へ。雑誌記者時代から事件・事故を中心に調査報道を展開。著書に『桶川ストーカー殺人事件―遺言』(「編集者が選ぶ雑誌ジャーナリズム賞」「JCJ大賞」受賞)、『殺人犯はそこにいるー隠蔽された北関東連続幼女誘拐殺人事件』(「新潮ドキュメント賞」「日本推理作家協会賞」受賞)などがある。また、著書『「南京事件」を調査せよ』の元となるNNNドキュメント’15「南京事件―兵士たちの遺言」は「ギャラクシー賞優秀賞」「平和・協同ジャーナリスト基金賞奨励賞」などを受賞。

上記内容は本書刊行時のものです。