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ゴッホのプロヴァンス便り マーティン・ベイリー(著) - マール社
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ゴッホのプロヴァンス便り (ゴッホノプロヴァンスダヨリ) 手紙とスケッチで出会う、あたらしいゴッホ (テガミトスケッチデデアウアタラシイゴッホ)

芸術
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発行:マール社
B5変型判
縦188mm 横247mm 厚さ12mm
重さ 432g
160ページ
定価 2,980円+税
ISBN
978-4-8373-0694-8   COPY
ISBN 13
9784837306948   COPY
ISBN 10h
4-8373-0694-2   COPY
ISBN 10
4837306942   COPY
出版者記号
8373   COPY
Cコード
C0070  
0:一般 0:単行本 70:芸術総記
出版社在庫情報
不明
初版年月日
2023年4月20日
書店発売日
登録日
2023年3月17日
最終更新日
2023年4月23日
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書評掲載情報

2023-05-20 毎日新聞  朝刊
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紹介

「配色によって詩を綴ることもできるといったら理解できるだろうか。
音楽で誰かの心を慰めるのと同じだ――」

その"絵と言葉"で、わたしたちの心を惹きつけてやまない画家、ゴッホ。
本書は、彼の最高傑作が生まれた南フランスでの3年間に書かれた260通のうち、
半数の手紙を軸に据えた「手紙とスケッチと完成作品」でゴッホを読む1冊です。

家族や画家仲間に宛てた数々の手紙の中で、
ゴッホはスケッチを添え、制作中の作品について語っています。
現在、私たちが目にしている作品を描いているまさにその時、
画家は何を考えていたのか――
当時の彼が置かれていた環境や時間の流れを感じながら、
プロヴァンス地方の明るい色彩を写し取った
美しい作品群をお楽しみいただけます。

感情に任せて筆をふるったと語られることの多いゴッホですが、
手紙の文面には刺激を受けた作家や画家の名前があふれ、
理知的に試みながら絵を描いていたことが伝わってきます。
描くことに懸命に向き合い、もがきながらも光を求めた
彼の切なる“声”は、人間の普遍的な物語として、
現代を生きる私たちの心にも響いてくるようです。

ゴッホの生きた世界をイメージする手がかりとして
巻頭に「人物紹介」、巻末に「トラベルガイド」を収録しました。
画家の姿が瑞々しく立ち上がってくるような手紙文とともに、
あたらしいゴッホの人間像をご堪能ください。

【上白石萌音さん(俳優・歌手)推薦文】
ゴッホが、ゴッホの絵を語る。
光の色、木々の色、季節や時間と共に移ろう心の色……
ゴッホの目に世界はどう映っていたのか、本人の言葉で明かされています。
益々、好きになってしまう人です。

【内容】
はじめに/フィンセント・ファン・ゴッホの生涯/人物紹介
●アルル 到着/黄色い家/海へ/収穫/ひまわり/ホーム/ゴーガン/危機/再発
●サン=レミ=ド=プロヴァンス 精神科病院/絶望
●追伸:オーヴェル=シュル=オワーズ
フィンセント・ファン・ゴッホの足跡:トラベルガイド/フィンセント・ファン・ゴッホについてさらに知りたい方にお薦めの本/転載許諾および作品所在地

目次

はじめに
フィンセント・ファン・ゴッホの生涯
人物紹介
●アルル
到着
黄色い家
海へ
収穫
ひまわり
ホーム
ゴーガン
危機
再発
●サン=レミ=ド=プロヴァンス
精神科病院
絶望
●追伸:オーヴェル=シュル=オワーズ
フィンセント・ファン・ゴッホの足跡:トラベルガイド
フィンセント・ファン・ゴッホについてさらに知りたい方にお薦めの本
転載許諾および作品所在地

著者プロフィール

マーティン・ベイリー  (マーティン ベイリー)  (

イギリスにおけるゴッホ研究の第一人者で、アートニュースペーパーの記者。2019年にテートブリテンで開催された『ファン・ゴッホと英国(Van Gogh and Britain)』をはじめ複数の展示会を企画し、成功に導いた。最近の著書にフランシス・リンカーン・パブリッシャーズより刊行された『The Sunflowers are Mine: The Story of Van Gogh's Masterpiece(ひまわりはぼくのもの:ゴッホの傑作はこうして生まれた)』、『Studio of the South: Van Gogh in Provence(南フランスのアトリエ:プロヴァンスのゴッホ)』、『Starry Night: Van Gogh at the Asylum(星月夜:精神科病院のゴッホ)』、『Living with Vincent van Gogh: The Homes & Landscapes that shaped the Artist(ゴッホと暮らす:芸術家を育んだ家と風景)』がある。

冨田章  (トミタアキラ)  (

東京ステーションギャラリー 館長。雪国新潟で産湯を使い、南国別府で温泉に浸かって育つ。慶應大学、成城大学大学院、ブリュッセル自由大学で美術史を学ぶ。そごう美術館、サントリーミュージアム[天保山]を経て現職。著書に『偽装された自画像』(祥伝社)、『印象派BOX』(講談社)、『ゴッホ作品集』(東京美術)、訳書に『ゴーガン』(西村書店)、共訳書に『ゴッホの手紙――絵と魂の日記』(同)など。

岡本由香子  (オカモトユカコ)  (

静岡県生まれ。防衛大学校卒業後、航空自衛隊に10年間勤務。児童書からノンフィクションまで幅広い分野の翻訳を手掛け、ペンネームでも訳書多数。『英国教会の解剖図鑑』、『ゴッホはなぜ星月夜のうねる糸杉をえがいたのか』(ともにX-Knowledge)、『観察力を磨く 名画読解』(早川書房)、『世界美術家大全』(日東書院本社)など、アート系の翻訳も多い。

上記内容は本書刊行時のものです。