版元ドットコム

探せる、使える、本の情報

文芸 新書 社会一般 資格・試験 ビジネス スポーツ・健康 趣味・実用 ゲーム 芸能・タレント テレビ・映画化 芸術 哲学・宗教 歴史・地理 社会科学 教育 自然科学 医学 工業・工学 コンピュータ 語学・辞事典 学参 児童図書 ヤングアダルト 全集 文庫 コミック文庫 コミックス(欠番扱) コミックス(雑誌扱) コミックス(書籍) コミックス(廉価版) ムック 雑誌 増刊 別冊
アーティストの手紙 マイケル・バード(著/文) - マール社
..
詳細画像 0 詳細画像 1
【利用不可】

書店員向け情報 HELP

アーティストの手紙 (アーティストノテガミ) ダ・ヴィンチ、ゴヤ、モネ、ロダン、ウォーホル…100人の気がかり (ダヴィンチゴヤモネロダンウォーホルヒャクニンノキガカリ)

このエントリーをはてなブックマークに追加
発行:マール社
B5変型判
縦236mm 横170mm 厚さ20mm
224ページ
定価 2,800円+税
ISBN
978-4-8373-0685-6   COPY
ISBN 13
9784837306856   COPY
ISBN 10h
4-8373-0685-3   COPY
ISBN 10
4837306853   COPY
出版者記号
8373   COPY
Cコード
C0070  
0:一般 0:単行本 70:芸術総記
出版社在庫情報
不明
初版年月日
2020年3月20日
書店発売日
登録日
2019年12月20日
最終更新日
2019年12月25日
このエントリーをはてなブックマークに追加

紹介

本書は、この500年の間に交わされた、アーティストたちの手紙を集めたものです。日常や愛の会話から、制作上の苦悩やお金の心配まで、100人の私信を垣間見ることができます。カミーユを口説くロダン、仲介人に支払いの督促をするレンブラント、晩年のセザンヌの弱気と、それでもなお消えない描きたいという情熱……。彼らの手紙は人間らしさに溢れ、「アーティストは孤独な天才である」という神話を払拭してくれるでしょう。一部の手紙には即興のスケッチやドローイングも添えられており、走り書きしたような文字からは書き手の息遣いが聞こえるようです。デジタル時代だからこそ私たちの琴線に触れ、芸術家の体温が伝わってくる書簡の数々。手紙が書かれた時代背景や、画家本人についての解説も付いています。

目次

INTRODUCTION/はじめに
CHAPTER1:家族、友達へ
サルバドール・ダリ/フランシスコ・ルシエンテス・イ・ゴヤ/ルシアン・フロイド/ヴァネッサ・ベル/ミケランジェロ・ブオナローティ/フィリップ・ガストン/ビアトリクス・ポター/ピエト・モンドリアン/グスタフ・クリムト/ジャスパー・ジョーンズ/エドワード・バーン=ジョーンズ/ウィリアム・ブレイク/アレクサンダー・カルダー/朱耷/カミーユ・ピサロ/マルセル・デュシャン/ドロテア・タンニング
CHAPTER2:アーティストからアーティストへ
ポール・ゴーギャン/フィンセント・ファン・ゴッホ/セバスティアーノ・デル・ピオンボ/ポール・シニャック/ダヴィッド・アルファロ・シケイロス/パブロ・ピカソ/マーク・ロスコ/エドゥアール・マネ/デイヴィッド・ホックニー/フランシス・ピカビア/ロバート・スミッソン/クロード・モネ/ウライ、マリーナ・アブラモヴィッチ/マイク・パー/ベンヴェヌート・チェッリーニ/ジョン・コンスタブル
CHAPTER3:ギフトカードと見舞状
シンディ・シャーマン/ジョゼフ・コーネル/レオノーラ・キャリントン/王志登/草間彌生/ジョージ・グロス/オノ・ヨーコ、ジョン・レノン/ジョアン・ミロ
CHAPTER4:パトロンと支援者たち
グエルチーノ、パオロ・アントニオ・バルビエリ/ナンシー・スペロ/ピエール=オーギュスト・ルノワール/ロイ・リキテンスタイン/ピーテル・パウル・ルーベンス/サイ・トゥオンブリー/ウィンスロー・ホーマー/エヴァ・ヘス/メアリー・カサット/ジャクソン・ポロック/レオナルド・ダ・ヴィンチ/エゴン・シーレ/ウィリアム・ホガース/ヨーゼフ・ボイス/アグネス・マーティン/ジュディ・シカゴ
CHAPTER5:愛について
フリーダ・カーロ/ジョアン・ミッチェル/ジャン=オーギュスト=ドミニク・アングル/ポール・ナッシュ/アド・ラインハルト/ジュールズ・オリツキー/ジャン・コクトー/アルフレッド・スティーグリッツ/ジョージア・オキーフ/オーギュスト・ロダン/カミーユ・クローデル/ベン・ニコルソン/アイリーン・エイガー
CHAPTER6:お金のこと
ニコラ・プッサン/ヘンリー・フュースリー/ヘンリー・ムーア/ジェームズ・マクニール・ホイッスラー/ジョシュア・レノルズ/アンニ・アルバース/ナウム・ガボ/レンブラント・ファン・レイン/ギュスターヴ・クールベ/オーブリー・ビアズリー/カジミール・マレーヴィチ/ジョン・リネル/アンディ・ウォーホル
CHAPTER7:旅先より
エドワード・リア/ベレニス・アボット/ジョルジュ・ブラック、マルセル・ブラック/ジョン・ラスキン/ヘレン・フランケンサーラー、ロバート・マザウェル/アルブレヒト・デューラー/カール・アンドレ/フランシス・ベーコン/アナ・メンディエタ/リー・クラスナー
CHAPTER8:署名を終える時
トマス・ゲインズバラ/ポール・セザンヌ

著者プロフィール

マイケル・バード  (マイケルバード)  (著/文

作家、美術史家、ラジオ司会者。ロンドンに生まれ、オックスフォードのマートン大学で学ぶ。著書に、リン・チャドウィック、サンドラ・ブロー、ブライアン・ウィンター、ジョージ・フラードに関する研究書や、『The St Ives Artists: A Biography of Place and Time(セント・アイヴスのアーティストたち:場所と時間の伝記)』などがある。ベストセラーとなった『100 Ideas that Changed Art(アートを変えた100のアイデア)』は9ヶ国語に翻訳されている。『ゴッホはなぜ星月夜のうねる糸杉をえがいたのか』(エクスナレッジ刊、2016年)は、68の物語で4万年に及ぶアートの歴史を旅する、マイケル最初の子供向けの本。現在は大英図書館のグディソン奨学金を獲得し、本や展覧会のために現代アーティストのオーラル・ヒストリーを研究調査し、アーカイブ化を進めている。アーティストのフェリシティ・マーラ夫人と共にコーンウォールに在住。

大坪健二  (オオツボケンジ)  (翻訳

1949年、長崎県に生まれる。京都大学文学部哲学科美学美術史専攻卒業。富山県立近代美術館(2017年閉館)に学芸員、学芸課長、副館長として勤務した後、現在は富山大学人文学部・芸術文化学部非常勤講師。文学博士(大阪大学)。専門はアメリカ美術史・美術館史、ミュージオロジー。主な担当展覧会:「富山国際現代美術展」(1981年)、「ジョージ・シーガル展」(1982年)、「現代版画ロンドン―ニューヨーク」展(1983年)、「生誕100年記念アルプ展」(1985年)、「ミロの世界」展(1986年)、「サム・フランシス展」(1988年)。主な著書・論文:『アルフレッド・バーとニューヨーク近代美術館の誕生』(三元社/2013年)、「20世紀初頭におけるアメリカ美術史学と美術館学の成立に関する一研究―ハーバード大学フォッグ美術館准館長ポール・サクスの《ミュージアム・コース》を中心に―」(第38回2009年度三菱財団人文科学研究助成/2011年)。

上記内容は本書刊行時のものです。