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太白山脈
巻次:第3巻 (全羅道の悲しみ)
全羅道の悲しみ
発行:ホーム社 : 集英社
縦200mm
460ページ
価格情報なし
- 初版年月日
- 1999年11月
- 登録日
- 2017年6月9日
- 最終更新日
- 2017年6月9日
紹介
激動の韓国現代史を背景に、戦争と青春を真正面から取り上げ、苛酷な運命を生き抜く人間群像をかつてないスケールで描く話題作。待望の第三巻!!町に潜入しようとして負傷した左翼の安昌民を密かに治療したことが発覚し、病院の院長と女性教師李知淑らが逮捕され、順天の裁判所に送られた。町には戒厳軍が駐屯し、市場も再開されて人々の暮らしは表向き平穏さをとりもどした。かつて日本軍の兵士としてビルマ戦線で戦った過去をもつ戒厳司令官沈宰模は、日帝協力者に激しい憎悪を抱いており、ともすれば筏橋の有力者と反目しあう。一方、鄭河燮を匿っていたことをかぎつけられた素花には、青年団長廉相九の苛酷な拷問が待ち受けていた。
上記内容は本書刊行時のものです。