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太白山脈
巻次:第2巻 (天空をさすらう雲)
天空をさすらう雲
発行:ホーム社 : 集英社
縦200mm
420ページ
価格情報なし
- 初版年月日
- 1999年10月
- 登録日
- 2016年5月20日
- 最終更新日
- 2016年5月20日
紹介
筏橋では軍と警察が青年団の助けを借りて左翼の残党や同調者の捜索に乗り出した。その先頭に立ったのが、曹渓山に逃れたパルチザンの隊長、廉相鎮の弟で、青年団の団長に成り上がった廉相九である。住民同士が左翼と右翼に分かれて憎しみ合い、多くの罪もない人々が殺されて行く中、有力者の息子で、教師としても人望のある金範佑は、こうした状況を収拾しようと奔走するが、そんな彼に容共の嫌疑が…。一方、秘密党員の鄭河燮と巫堂の素花は、深く愛し合うようになり、運命的な絆で結ばれる。
上記内容は本書刊行時のものです。