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カナリア王子 イタロ・カルヴィーノ(著/文) - 株式会社 福音館書店
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カナリア王子 (カナリアオウジ) イタリアのむかしばなし (イタリアノムカシバナシ)

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縦170mm 横123mm 厚さ14mm
重さ 200g
208ページ
定価 650円+税
ISBN
978-4-8340-2388-6   COPY
ISBN 13
9784834023886   COPY
ISBN 10h
4-8340-2388-5   COPY
ISBN 10
4834023885   COPY
出版者記号
8340   COPY
Cコード
C8297  
8:児童 2:新書 97:外国文学小説
出版社在庫情報
不明
初版年月日
2008年10月15日
書店発売日
登録日
2020年8月25日
最終更新日
2020年8月25日
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紹介

森の奥の古い城。囚われの王女が魔法の本のページをくると、王子は黄色いカナリアとなって、こずえより高く舞い上がる。「民話の宝庫」と呼ばれるイタリア全土を旅しながら、イタリアを代表する作家カルヴィーノが収集し再話した二百編の民話。その中から、魔法でカナリアになった王子と囚われの王女のロマンスを妖しく描く表題作「カナリア王子」ほか、とびっきり不思議で、そして恐ろしくも美しい選りすぐりの七編をお届けします。

著者プロフィール

イタロ・カルヴィーノ  (イタロ・カルヴィーノ)  (著/文

イタロ・カルヴィーノ 著者 イタロ・カルヴィーノ1923年、キューバ生まれ。2歳の時、両親とともにイタリアに戻り、20歳までサンレーモで過す。45年に書いた短編小説が、作家チェザーレ・パヴェーゼの目に止まり作家デビュー。47年に自身のパルチザンでの体験を元にした長編『くもの巣の小道』で注目を浴びる。その後、実験的な手法も取り入れた寓話的、幻想的な作品を発表する一方で、イタリア全土から採集した民話をまとめた『イタリア民話集』の編纂も手掛けた。主な著書に『まっぷたつの子爵』、『木のぼり男爵』、『不在の騎士』、『レ・コスミコミケ』、『見えない都市』など。1985年没。

安藤美紀夫  (アンドウミキオ)  (翻訳

安藤美紀夫 訳者 安藤美紀夫(あんどう みきお)1930年、京都府京都市生まれ。京都大学文学部イタリア文学科卒。北海道に渡り、高校教師を務める傍ら、イタリア児童文学の研究、翻訳を続け、また自ら創作も手がけた。61年、『白いりす』で、産経児童出版文化賞受賞。他に国際アンデルセン賞国内賞、野間児童文芸賞、日本児童文学者協会賞受賞など受賞多数。74年から日本女子大学教授を務めた。主な著書に『でんでんむしの競馬』、『ポイヤウンベ物語』などがある。また訳書も『マルコヴァルドさんの四季』、『ピノッキオのぼうけん』など多数。1990年没。

安野光雅  (アンノミツマサ)  (イラスト

安野光雅 画家 安野光雅(あんの みつまさ)1926年、島根県津和野町生まれ。74年、『ABCの本』、『きりがみ太郎』で芸術選奨文部大臣新人賞受賞。他に国際アンデルセン賞をはじめ、受賞多数。主な著書に『旅の絵本』シリーズ、『ふしぎなえ』、『絵本平家物語』『絵本即興詩人』、『安野光雅の文集』、『故郷へ帰る道』『絵のある人生』などがある。88年、津和野に安野光雅美術館が落成。東京在住。

上記内容は本書刊行時のものです。