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後藤正治ノンフィクション集 第5巻『スカウト』『奪われぬもの』 後藤 正治(著) - ブレーンセンター
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9784833902557

後藤正治ノンフィクション集 第5巻『スカウト』『奪われぬもの』

全集
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文庫判
720ページ
並製
定価 2,400円+税
ISBN
978-4-8339-0255-7   COPY
ISBN 13
9784833902557   COPY
ISBN 10h
4-8339-0255-9   COPY
ISBN 10
4833902559   COPY
出版者記号
8339   COPY
Cコード
C0090  
0:一般 0:単行本 90:文学総記
出版社在庫情報
在庫あり
初版年月日
2010年1月
書店発売日
登録日
2012年10月30日
最終更新日
2012年10月30日
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書評掲載情報

2016-05-01 東京新聞/中日新聞
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紹介

広島カープの黄金時代を支えた辣腕スカウト、木庭教。
衣笠祥雄、金城基泰、高橋慶彦、大野豊、達川光男、正田耕三・・・など幾多の無名の選手たちを発掘した。
40年に及ぶ名スカウトの人生を描く長編ノンフィクションは<プロ野球外史>であり、また<私たちの戦後史>でもある。

歳月の中で衰えゆく肉体、薄れゆく夢。
奪われつつなお奪われぬものを秘めて男たちは戦いの場へと向かう。
短編集『奪われぬもの』を併せて収録。

目次

『スカウト』
序章………夏
第一章……薬売りのごとく
第二章……重いバット
第三章……怪童を生んだ時代
第四章……二人だけのパレード
第五章……ワンプレーによって
第六章……もうひとつの仕事
第七章……スカウト仁義
第八章……加州の目利き
第九章……番手買い
終章………雨
参考文献
あとがき


『奪われぬもの』
伝説への旅──天才騎手・福永洋一
窪んだマウンド──阪神タイガース、中継ぎ投手・福間納
遠いバンク──56歳の競輪選手・中川茂一
リング──ボクサー・高橋直人
ラガー──史上最強のFW・林敏之
あとがき


第五巻解説─柳原和子
第五巻への覚書

著者プロフィール

後藤 正治  (ゴトウ マサハル)  (

1946年京都市に生まれる。京都大学農学部卒業。
ノンフィクション作家となり、医学、スポーツ、人物などの分野で執筆を重ねる。
2007年より神戸夙川学院大学教授。

「空白の軌跡」(講談社文庫)で第四回潮ノンフィクション賞、
「遠いリング」(岩波現代文庫)で第12回講談社ノンフィクション賞、
「リターンマッチ」(文春文庫)で第26回大宅壮一ノンフィクション賞、
を受賞。

他の著者に、「牙」(講談社)、「復活」(文藝春秋)、「甦る鼓動」(岩波現代文庫)、
「スカウト」(講談社文庫)、「奪われぬもの」(同)、「生体肝移植」(岩波新書)、
「刻まれたシーン」(ブレーンセンター)、「秋の季節に」(ブレーンセンター)などがある。

本ノンフィクション集は、書き手として出発して以降二十数年の間に刊行された
主要なノンフィクション作品のほとんどが収録 される予定である。

<BR>鈴木 一誌  (スズキ ヒトシ)  (装丁

本書の装丁家。
1950年、東京都立川市生まれ。東京学芸大学、東京造形大学ともに中退。
グラフィックデザイナー杉浦康平のもとで12年間アシスタントをつとめ、85年、独立。
本文ページのレイアウト・フォーマットをめぐって朝日新聞社とのあいだで争われた「知恵蔵裁判」を93年に提訴し、
99年に高裁で敗訴。81年、映画批評で第1回ダゲレオ出版評論賞。98年、講談社出版文化賞ブックデザイン賞。
デザインのおもな仕事に『昭和――二万日の全記録』、『Japan An Illustrated Encyclopedia――英文日本大事典』、
『クロニック世界全史』、『大辞泉』、『鈴木清順全映画』、『小川紳介 映画を獲る』、
『加藤泰作品集』ほか多数。
著述に「ページネーションのための基本マニュアル」「明解日本語文字組版」(共著、99年、『印刷ガイドブック――DTP実践編』玄光社、所収)、
『知恵蔵裁判全記録』(共著、01年、太田出版)がある。

ブレーンセンターの本では、『子どもの写真はもう撮れない』(妹尾豊孝、07年)、『群集のまち』(太田順一、07年)
『新なにわ塾叢書1巻 プガジャの時代』(08年)、『新なにわ塾叢書2巻 大阪の近代建築と企業文化』(09年)、『新なにわ塾叢書3巻 水都大阪盛衰記』(09年)
『後藤正治ノンフィクション集』(後藤正治、09年~)、『父の日記』(太田順一、10年)など多数。

追記



「第五巻への覚書」より

『スカウト』のラスト近く、氏が契約を担当した最後の選手、高橋信二が登場する。

1996年のドラフト、日本ハムが7位で指名した岡山・津山工業の捕手であるが、まったくの無名選手だった。

2009年のシーズン、高橋は日本ハムの4番を打ち、優勝に貢献したが、今日の姿を予測されていたのかどうか。

冥府でお目にかかったさいに訊いてみたく思っているところである。



柳原和子「解説」より

後藤正治さんは、同世代の作家たちの誰もが描けずにいる、いや、じつはないがしろにしてきた人の情というものに、ささやかな、しかし確実な光をあてて、この時代のなかで、喘ぐ私たちを励ましつづけてくれている。

上記内容は本書刊行時のものです。