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後藤正治ノンフィクション集 第1巻『空白の軌跡』『ふたつの生命』人工心臓に挑む』 後藤 正治(著) - ブレーンセンター
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9784833902519
後藤正治ノンフィクション集 1

後藤正治ノンフィクション集 第1巻『空白の軌跡』『ふたつの生命』人工心臓に挑む』

全集
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文庫判
784ページ
並製
定価 2,400円+税
ISBN
978-4-8339-0251-9   COPY
ISBN 13
9784833902519   COPY
ISBN 10h
4-8339-0251-6   COPY
ISBN 10
4833902516   COPY
出版者記号
8339   COPY
Cコード
C0090
一般 単行本 文学総記
出版社在庫情報
在庫あり
初版年月日
2009年6月
書店発売日
登録日
2010年9月13日
最終更新日
2012年10月30日
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受賞情報

潮ノンフィクション賞

書評掲載情報

2016-05-01 東京新聞/中日新聞
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紹介

ノンフィクション作家として彗星のごとく登場した著者。
デビュー作ともいえる潮賞受賞作『空白の軌跡』はじめ『ふたつの生命』『人工心臓に挑む』の置換外科における初期3部作を完全収録。

目次

『空白の軌跡』
第一章……吐息
第二章……事件
第三章……歳月
第四章……始動
第五章……隘路
第六章……探求
第七章……黎明
第八章……選択
引用・参考文献
あとがき

『ふたつの生命』
序章………日系待機患者
第一章……アンドレアからの手紙
第二章……病のなかの輝き
第三章……もう一度走ってみたい
第四章……最後の手紙
第五章……甦る命
第六章……架け橋
終章・未知の決着
あとがき

『人工心臓に挑む』
序章………コルフと日本人
第一章……三人の男
第二章……生存日数競争
第三章……臨床への幕開け
第四章……厚い壁
第五章……治療時代への肉薄
引用・参考文献
あとがき

第一巻解説─北岡和義
第一巻への覚書

著者プロフィール

後藤 正治  (ゴトウ マサハル)  (

1946年京都市に生まれる。京都大学農学部卒業。
ノンフィクション作家となり、医学、スポーツ、人物などの分野で執筆を重ねる。
2007年より神戸夙川学院大学教授。

「空白の軌跡」(講談社文庫)で第四回潮ノンフィクション賞、
「遠いリング」(岩波現代文庫)で第12回講談社ノンフィクション賞、
「リターンマッチ」(文春文庫)で第26回大宅壮一ノンフィクション賞、
を受賞。

他の著者に、「牙」(講談社)、「復活」(文藝春秋)、「甦る鼓動」(岩波現代文庫)、
「スカウト」(講談社文庫)、「奪われぬもの」(同)、「生体肝移植」(岩波新書)、
「刻まれたシーン」(ブレーンセンター)、「秋の季節に」(ブレーンセンター)などがある。

本ノンフィクション集は、書き手として出発して以降二十数年の間に刊行された
主要なノンフィクション作品のほとんどが収録 される予定である。

<BR>鈴木 一誌  (スズキ ヒトシ)  (装丁

本書の装丁家。
1950年、東京都立川市生まれ。東京学芸大学、東京造形大学ともに中退。
グラフィックデザイナー杉浦康平のもとで12年間アシスタントをつとめ、85年、独立。
本文ページのレイアウト・フォーマットをめぐって朝日新聞社とのあいだで争われた「知恵蔵裁判」を93年に提訴し、
99年に高裁で敗訴。81年、映画批評で第1回ダゲレオ出版評論賞。98年、講談社出版文化賞ブックデザイン賞。
デザインのおもな仕事に『昭和――二万日の全記録』、『Japan An Illustrated Encyclopedia――英文日本大事典』、
『クロニック世界全史』、『大辞泉』、『鈴木清順全映画』、『小川紳介 映画を獲る』、
『加藤泰作品集』ほか多数。
著述に「ページネーションのための基本マニュアル」「明解日本語文字組版」(共著、99年、『印刷ガイドブック――DTP実践編』玄光社、所収)、
『知恵蔵裁判全記録』(共著、01年、太田出版)がある。

ブレーンセンターの本では、『子どもの写真はもう撮れない』(妹尾豊孝、07年)、『群集のまち』(太田順一、07年)
『新なにわ塾叢書1巻 プガジャの時代』(08年)、『新なにわ塾叢書2巻 大阪の近代建築と企業文化』(09年)、『新なにわ塾叢書3巻 水都大阪盛衰記』(09年)
『後藤正治ノンフィクション集』(後藤正治、09年~)、『父の日記』(太田順一、10年)など多数。

追記



『ふたつの生命』「あとがき」より

私の仲田明美さんへの位置は、ずっと一取材者というものに過ぎなかったし、そうあらねばならないとも思っていた。が、本書に記されているごとく、終始厳密にそうあり続けたかどうかは疑わしい。そこに、ノンフィクションの作品としていえば破錠があったのかもしれないが、しかし、そのこともまたどうすることもできなかった。

  筆者は私であるが、真の筆者は仲田明美でありアンドレア松島である。彼女たちの存在が私を突き動かし、ただそのままに筆を走らせたという思いがしている。



北岡和義「解説」より

確かに後藤の作品を読み進み楽しんでいると突然、グサッと来るものがある。医学という科学の世界を描きながら科学では解けない人間個人の選択の問題や日本社会の理解の乏しさを鋭く衝いてくる。

上記内容は本書刊行時のものです。