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なにわ塾第59巻 書と人間 村上 三島(著/文) - ブレーンセンター
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なにわ塾第59巻 書と人間 (ナニワジュクダイゴジュウキュウカン ショトニンゲン)

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新書判
192ページ
並製
定価 602円+税
ISBN
978-4-8339-0159-8   COPY
ISBN 13
9784833901598   COPY
ISBN 10h
4-8339-0159-5   COPY
ISBN 10
4833901595   COPY
出版者記号
8339   COPY
Cコード
C0276  
0:一般 2:新書 76:諸芸・娯楽
出版社在庫情報
在庫あり
初版年月日
1996年1月
書店発売日
登録日
2010年2月18日
最終更新日
2020年7月15日
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紹介

王鐸に心酔し、ひたすらの修練の後に日本書壇の第一人者となった著者が語る書の現在と課題、人としての生き方。

目次

まえがき

第一回講座 人間が生きるということ
書家への道筋
書を習い始めた頃
不良少年を救った母の愛
忠恕の精神で書に向かう
良寛さんに思う
死の自覚と一期一会
不器用こそ学びの原点
感性は磨くもの

第二回講座 人を磨き、書を磨く
王鐸との出会い
王鐸への傾倒
二十万枚の積み重ね
上達の秘訣は繰り返すこと
何かを感じる力
王鐸の故郷を訪ねて
王鐸顕彰会の活動
もっとも時間のかかる技術

第三回講座 書の芸術性と時間性
芸術の造形性と時間性
書の難しさはどこにあるか
自分にしか書けない字を書く
教える側に必要なこと
芸術性と実用性
古典に基礎を求める
芸術に流派は不要
筆づかいは大きく、柔らかく

第四回講座 本物の書とは何か
基礎を修得する重要性
真の作品とは
正岡子規の句と書
書における「文字性」
前衛派と伝統派の発想
硬筆習字は書にあらず
大切にしたい書の格調
塾生の作品から

第五回講座 これからの書のあり方
人となりを感じられる書
誰にでも読める作品を
川端文学を書く
展覧会活動と基礎修練
自分の「核」を大きく育てる
「立派な書」より「立派な人間」に

略年譜
コーディネーター略歴
塾生名簿
あとがき

著者プロフィール

村上 三島  (ムラカミ サントウ)  (著/文

1912年、愛媛県大三島生まれ。本名正一。中学時代にカリエスを病み、15歳で書の道に入る。31年、泉尾工業卒。
王鐸に心酔し、独自の書風を築く。48年、日展初出展で、初入選。その後、文部大臣賞、芸術院賞など受賞多数。
61年、日本書芸院理事長に就任、関西書壇の隆盛に多大な貢献を果たしたほか、日中文化交流にも大きな足跡を残す。
85年より芸術院会員。93年文化功労者となる。2005年 逝去。

上記内容は本書刊行時のものです。