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文学部の逆襲 塩村耕(著/文 | 編集) - 風媒社
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文学部の逆襲 (ブンガクブノギャクシュウ)

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発行:風媒社
A5判
90ページ
定価 800円+税
ISBN
978-4-8331-2086-9   COPY
ISBN 13
9784833120869   COPY
ISBN 10h
4-8331-2086-0   COPY
ISBN 10
4833120860   COPY
出版者記号
8331   COPY
Cコード
C0095  
0:一般 0:単行本 95:日本文学、評論、随筆、その他
出版社在庫情報
不明
書店発売日
登録日
2015年8月13日
最終更新日
2015年8月13日
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紹介

時代の要請とやらで大学も実学重視の風潮。そんななかでますます旗色悪い文学部だが、人文学の疲弊は国の潜在力の低下を招くのではないか。事を有用無用の次元で考えても、現代の喫緊の課題を考えるためには、まずは人間の幅、多様な価値観を身につけることこそが必要なのだ。混迷を深める現代社会にとって、まさに、いまこそ文学部の出番である。文学部の文明史的な意義をも考察したブックレット。

目次

プロローグ……文学部が消える? 塩村 耕(名古屋大学文学研究科教授)

1 人文学の活性化のために考えておくべきこと 日本の文学部より
多田一臣(二松学舎大学特別招聘教授・東京大学名誉教授)

2 サンスクリット古典学からの提案 インドの文学部より
和田壽弘(名古屋大学文学研究科教授)

3 「廃墟」としての人文学 ヨーロッパの文学部より
木俣元一(名古屋大学文学研究科教授)

[コラム 休憩時間の閑話より]雨森芳洲の書と所用印 塩村 耕

[わたしもひとこと]文学部は国の力 山田登世子(愛知淑徳大学教授)
      紙つぶて シンポジウム会場から

エピローグ ……ただ引き返したらんは余りに云ふに甲斐なく覚え候 塩村 耕

著者プロフィール

塩村耕  (シオムラコウ)  (著/文 | 編集

名古屋大学文学研究科教授(日本文学)。1957年、神戸市生れ。東京大学文学部国文学専修課程卒業。専門は、井原西鶴の浮世草子を中心とした近世前期文学、書物文化史、雨森芳洲の伝記など。2000年より古書の一大宝庫、西尾市岩瀬文庫の悉皆調査と詳細な書誌データベースの作成公開に没頭中。

上記内容は本書刊行時のものです。