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観経のこころ
新装版
歎異抄の背景にある
- 初版年月日
- 2018年12月10日
- 書店発売日
- 2018年12月10日
- 登録日
- 2018年10月25日
- 最終更新日
- 2018年10月30日
紹介
浄土真宗に限らず広く読まれる『歎異抄』は、親鸞の弟子である唯円が記したとされ、その内容は親鸞滅後に起こった浄土真宗の教義解釈における異議・異端を嘆いたものである。
本書は浄土三部経の一つである『観無量寿経』との繋がりを易しく説く講話集。
『歎異抄』の関連書籍は多々あるも、本書はその背景に流れる『観無量寿経』のこころを説いた類書の無い一冊。
浄土真宗の棚では、『浄土三部経』や『歎異抄』の関連書としてご展開ください。
目次
第一講
安心(じん)と安心(しん)(二)
歎異抄というお聖教(五)
一室の行者のため(七)
「破る」ということ(一〇)
悲しみの心は―念仏にかえる(一四)
念仏に、驚きがたつ(一七)
本願・宿業・念仏(二〇)
歎異抄と観経のこころ(二二)
第二講
人の、一生をあらわす言葉(二五)
念仏にで遭う(二八)
そくばくの業(三一)
浄業の機(三三)
愚痴をきく釈迦如来(三六)
地獄(三八)
眉間の光をみる(四二)
往生浄土の道(四六)
お浄土の方角(四九)
人生の帰依所とこの世(五二)
第三講
後生ずきにはなれ・法義ずきにはなるべからず(五七)
人間の求める浄土・阿弥陀の浄土(五九)
眉間の光と言葉の光(六一)
案ずるものが案ぜられる身(六四)
此を去ること遠からず(六八)
分斉不遠(七一)
観見不遠(七五)
往生不遠(七七)
広く衆譬を説いて(八〇)
二河の譬喩(八一)
第四講
三福の行(八五)
散善を説かなければ念仏は顕われない(八七)
歎異抄に流れる観経の心(九〇)
定善は本願を示す縁(九五)
未来世の衆生とは(九八)
日想観―浄土の光は大悲の光(一〇〇)
念仏の心(一〇四)
仏を拝もうとおもう者は華座を観ぜよ(一〇七)
招喚と発遣(一一〇)
仏は、どこに(一一二)
第五講
心の散るままで(一一八)
本願の三信と観経の三心(一二一)
至誠心とは(一二三)
仏しろしめして(一二七)
深い信心・強い信心(一三〇)
機法二種の深信(一三一)
散善行じ難し(一三七)
これだけのことはしておる、と(一三九)
一人のうえに九品を読む(一四三)
臨終来迎を誓われた仏の心(一四六)
善きことのおこるもの・悪しきことのおもはるるも(一五一)
第六講
上・中品の善人と下品の悪人(一五四)
五逆・十悪の罪(一五八)
臨終の善智識の声(一六〇)
観経の問題と歎異抄第十三章(一六五)
この世に生きる悲しみ(一七〇)
三口でもいいから念仏申せ(一七三)
南無阿弥陀仏の中にある(一七八)
あとがき(一八一)
- 旧版ISBN
-
9784831885074
上記内容は本書刊行時のものです。