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流行神 村田 典生(著/文) - 法藏館
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佛教大学研究叢書 41

流行神 民間信仰におけるハヤリ・スタリとそのメカニズム

哲学・宗教
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発行:法藏館
A5判
厚さ16mm
重さ 455g
240ページ
定価 5,500円+税
ISBN
978-4-8318-6270-9   COPY
ISBN 13
9784831862709   COPY
ISBN 10h
4-8318-6270-3   COPY
ISBN 10
4831862703   COPY
出版者記号
8318   COPY
 
Cコード
C3039
専門 単行本 民族・風習
出版社在庫情報
不明
初版年月日
2021年3月25日
書店発売日
登録日
2021年1月27日
最終更新日
2021年3月9日
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紹介

流行神はどのように現れるのか。近世から近現代に顕現したプロセスを寺社、地域、参拝者、歴史や民間信仰との関係等から解明する。
〈目次〉
序章
第一章 流行神研究史の回顧と課題
第一節 宮田登・伊藤唯真・桜井徳太郎
 第二節 鈴木岩弓と宮田登
 第三節 研究史から見える課題
第二章 流行りだす神仏―その構造と思想―
 はじめに
 第一節 民間信仰における流行神の位置づけ
 第二節 流行神の構造
 第三節 流行神の近世から近代、現代への展開
 小括 
第三章 近世「医療信仰」に見る流行神の展開過程
 はじめに
 第一節 『月堂見聞集』における山科妙見
 第二節 日親上人
 第三節 山科妙見の流行り
 小括
第四章 「金運」をめぐる流行神の顕現
 はじめに
 第一節 御金神社
 第二節 正法寺と三面大黒天
 第三節 銭洗弁天
 第四節 現代の流行神の特性
 小括
第五章 「縁結び」から見える現代の流行神
 はじめに
 第一節 東京大神宮とその流行
 第二節 流行る縁結びの神様
 第三節 流行神への群参
 第四節 流行神の顕現
 小括
第六章 民間信仰の盛衰の分岐についての考察
 はじめに
 第一節 願懸重宝記
 第二節 『京都神仏願懸重宝記』
 第三節 断絶を乗り越えた民間信仰
 第四節 京都の大規模神社における神仏分離と民間信仰
 第五節 洛中小社の神仏分離
 第六節 民間信仰の断絶と継続の分岐点
小括
終章―神仏の流行と民間信仰継続のメカニズム―
初出一覧
参考文献一覧
あとがき
索引

目次

序章
第一章 流行神研究史の回顧と課題
 第一節 宮田登・伊藤唯真・桜井徳太郎
 第二節 鈴木岩弓と宮田登
 第三節 研究史から見える課題
第二章 流行りだす神仏―その構造と思想―
 はじめに
 第一節 民間信仰における流行神の位置づけ
  第一項 ハヤリガミ
  第二項 現実の秩序に基づくカミ体系
 第二節 流行神の構造
  第一項 都市社会と流行神
  第二項 「祀り上げ」と「祀り棄て」
  第三項 他の次元の信仰体系を志向する体系
  第四項 流行神をめぐるカミ体系
 第三節 流行神の近世から近代、現代への展開
  第一項 流行神体系の整理
  第二項 ケース①の事例検証
  第三項 ケース②の事例検証
  第四項 ケース③の事例検証
  第五項 各事例からの分析
  小括 
第三章 近世「医療信仰」に見る流行神の展開過程
 はじめに
 第一節 『月堂見聞集』における山科妙見
 第二節 日親上人
  第一項 日親のイメージ
  第二項 『日親上人徳行記』による信仰の展開
  第三項 日親夢告
 第三節 山科妙見の流行り
  第一項 大塚村と妙見堂
  第二項 妙見さんと眼病平癒
  第三項 山科妙見の流行の展開
  第四項 妙見道標について
  小括
第四章 「金運」をめぐる流行神の顕現
 はじめに
 第一節 御金神社
  第一項 御金神社の利生
  第二項 金神信仰
  第三項 御金神社の利生の変遷
  第四項 変遷についての考察
  第五項 御金神社とその周辺地域
  第六項 御金神社存立の特質
 第二節 正法寺と三面大黒天
  第一項 三面大黒天
  第二項 霊山正法寺と鼠戸長者
  第三項 平成の開帳に見る参拝者の諸相
  第四項 鼠戸長者大法要
  第五項 平成二〇年の開帳、法要からの考察
  第六項 正法寺に見る今後の流行条件の考察
 第三節 銭洗弁天
  第一項 鎌倉と銭洗弁天
  第二項 銭洗弁天の利生
  第三項 銭洗弁天の信仰を支えた人々
  第四項 銭洗弁天の特徴と御金神社、三面大黒天の比較
 第四節 現代の流行神の特性
  第一項 流行神の習俗化と社寺の永続
  第二項 現代の流行神事情とマスメディア
  小括
第五章 「縁結び」から見える現代の流行神
 はじめに
 第一節 東京大神宮とその流行
  第一項 東京大神宮
  第二項 神前結婚式と縁結び
  第三項 東京大神宮の流行りの現況
 第二節 流行る縁結びの神様
  第一項 今戸神社
  第二項 気多大社
  第三項 出雲大神宮
 第三節 流行神への群参
  第一項 流行神の展開
  第二項 群参する「女子」たち
  第三項 「女子」たちの祈願―絵馬から見えるもの―
 第四節 流行神の顕現
  第一項 「婚活」の破綻危機
  第二項 結べない縁
  小括
第六章 民間信仰の盛衰の分岐についての考察
 はじめに
 第一節 願懸重宝記
  第一項 近世の「願懸重宝記」
  第二項 田中緑紅の『京都神仏願懸重宝記』
 第二節 『京都神仏願懸重宝記』
  第一項 神仏と所在地の関係
  第二項 『京都版』と『江戸版』、『大坂版』との利生比較
  第三項 「願懸重宝記」についての総括
 第三節 断絶を乗り越えた民間信仰
  第一項 神仏分離と民間信仰
  第二項 即成院の廃寺
  第三項 即成院と「生死の水」の復興
 第四節 京都の大規模神社における神仏分離と民間信仰
  第一項 愛宕神社
  第二項 「ぬりこべ地蔵」と伏見稲荷大社の神仏分離
 第五節 洛中小社の神仏分離
  第一項 「町の神さん」
  第二項 二つの神明神社の神仏分離
  第三項 錦天満宮の神仏分離
  第四項 洛中小社の神仏分離と民間信仰
 第六節 民間信仰の断絶と継続の分岐点
  第一項 民間信仰の断絶
  第二項 民間信仰の継続
小括
終章―神仏の流行と民間信仰継続のメカニズム―
初出一覧
参考文献一覧
あとがき
索引

著者プロフィール

村田 典生  (ムラタ ノリオ)  (著/文

村田典生(むらたのりお) 1967年、大阪府生まれ。1990年、立命館大学経済学部卒業、2013年、佛教大学大学院文学研究科博士後期課程(通信教育課程)修了。佛教大学非常勤講師。博士(文学)。 おもな著書・論文に、『新・民俗学を学ぶ』(共著、2013年、昭和堂)、「死と向き合う民俗信仰―流行神とぽっくり信仰-」(『現代社会における宗教の力』、2018年、佛教大学総合研究所)など。

上記内容は本書刊行時のものです。